<ダンロップフェニックス 3日目◇18日◇フェニックスカントリークラブ(7,027ヤード・パー71)>
メジャーチャンピオンとして帰ってきた昨年覇者は、やはり強かった。松山英樹らと最終組でラウンドしたブルックス・ケプカ(米国)が、8バーディ・1ボギーの“64”をマーク。スコアを7つ伸ばし、トータル16アンダーでフィニッシュ。2位に4打差をつけ、連覇に王手をかけた。
松山英樹、ブルックス・ケプカ、石川遼の熱戦をスペシャルフォトで振り返ろう!
ケプカはこの日ドライバーを“封印”した。昨日までドライバーショットの調子の悪さを嘆いていたが、この日は使わないことを決断。林にセパレートされたこのコースは、フェアウェイキープが第一。加えて、「距離的には、本来の自分の飛距離であればドライバーなしでもいけるコースの長さ」と、世界屈指の飛ばし屋ならではのフェニックスCC対策だった。実際に、ドライバーの代わりに多用した3ウッドは、キャリーで280〜290ヤードほど飛距離が出て、ほぼ毎回、同組のH・W・リュー(韓国)のドライバーショットをアウトドライブしていた。
「試合でドライバーを1回も使わなかったのは初めて」という作戦が奏功し、フェアウェイキープ率は昨日の35.71%(71位タイ)から85.71%(1位タイ)に向上。フェアウェイから何度もピンに絡めてチャンスメークをして、スコアを伸ばした。「自分のバッグの中でベストなクラブ」と言うだけあって、その正確性でコースをねじ伏せた。
金曜日の朝にドライバーにヒビが入ってしまったというケプカ。スペアのヘッドも持ってきており、それは「練習でも使ってきたものだから大丈夫だと思うけど、そもそもドライバーがフェアウェイに行ってくれないので」。ドライバーの破損も、3ウッドを多用する決断を後押ししたようだ。
メジャーチャンピオンとして帰ってきた昨年覇者は、やはり強かった。松山英樹らと最終組でラウンドしたブルックス・ケプカ(米国)が、8バーディ・1ボギーの“64”をマーク。スコアを7つ伸ばし、トータル16アンダーでフィニッシュ。2位に4打差をつけ、連覇に王手をかけた。
松山英樹、ブルックス・ケプカ、石川遼の熱戦をスペシャルフォトで振り返ろう!
ケプカはこの日ドライバーを“封印”した。昨日までドライバーショットの調子の悪さを嘆いていたが、この日は使わないことを決断。林にセパレートされたこのコースは、フェアウェイキープが第一。加えて、「距離的には、本来の自分の飛距離であればドライバーなしでもいけるコースの長さ」と、世界屈指の飛ばし屋ならではのフェニックスCC対策だった。実際に、ドライバーの代わりに多用した3ウッドは、キャリーで280〜290ヤードほど飛距離が出て、ほぼ毎回、同組のH・W・リュー(韓国)のドライバーショットをアウトドライブしていた。
「試合でドライバーを1回も使わなかったのは初めて」という作戦が奏功し、フェアウェイキープ率は昨日の35.71%(71位タイ)から85.71%(1位タイ)に向上。フェアウェイから何度もピンに絡めてチャンスメークをして、スコアを伸ばした。「自分のバッグの中でベストなクラブ」と言うだけあって、その正確性でコースをねじ伏せた。
金曜日の朝にドライバーにヒビが入ってしまったというケプカ。スペアのヘッドも持ってきており、それは「練習でも使ってきたものだから大丈夫だと思うけど、そもそもドライバーがフェアウェイに行ってくれないので」。ドライバーの破損も、3ウッドを多用する決断を後押ししたようだ。