<ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日◇3日◇東京よみうりカントリークラブ(7,023ヤード・パー70)>
最終日に“62”と今週のベストスコアをたたき出し、トータル15アンダーで優勝した宮里優作。勝たなければ逆転の賞金王はない、そんなプレッシャーの中で2位に6打差をつける圧勝劇。とにかく宮里の強さが際立った1日だった。
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そんな宮里が優勝会見で、勝利の一番の原動力と語ったのは家族の存在。今季は妹の藍が現役引退を表明し、「全英リコー女子オープン」のプロアマ戦では父の優氏が倒れ、病院に救急搬送されるなど、宮里家にとっては色々なことがあった。ウィニングボールは優さんに渡したそうで、「いい特効薬になったでしょ(笑)まだまだ元気でいて欲しい。ボクのコーチもやってもらわないと」。また長女・莢杏(らん)さんがゴルフを始めたこともあり、孫にも教えて欲しいと話していた。
また、今大会前には自身の「一番の応援団」だったという、昨年の10月8日に亡くなった紗千恵夫人の父・小川正氏の墓前で手を合わせた。その時に故人に頼んだのは「いい風を吹かせてください、と」。夫人によれば「月曜日にお墓参りに行ってきました。手を合わせて、私がやめてもまだ手を合わせていました」。正氏が天国からこの日のプレーを助けてくれたのかもしれない。
家での宮里は「いつもよき父としてやってくれています。今年はこれまでよりも優しさが増した気がします。お父さんのこともありましたし、藍ちゃんのこともありましたし、私の父のこともありましたし」と紗千恵夫人。選手会長の重責を負いながらも賞金王に輝き、家では子どもの面倒もよくみる良き父でもある。家族を思う優しさが、プレーでの強さにつながっている。きっと今夜は愛する家族とともに、賞金王の喜びを分かち合っていることだろう。
最終日に“62”と今週のベストスコアをたたき出し、トータル15アンダーで優勝した宮里優作。勝たなければ逆転の賞金王はない、そんなプレッシャーの中で2位に6打差をつける圧勝劇。とにかく宮里の強さが際立った1日だった。
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