4月10日から「東建ホームメイトカップ」が開幕し、今シーズンの国内男子ツアーがスタートを切る。米国男子ツアーでは、松山英樹が開幕戦に勝利。一足早く日本男子ゴルフ界を盛り上げている。そこで、「今季活躍しそうな男子プロ」は誰か、雑誌『ALBA』の読者にアンケートを実施。米ツアーでの活躍に注目が集まる松山英樹や、人気の高い石川遼などがランクインする中、8位に選ばれたのは時松源藏だ。
【8位】
時松源藏
“げんちゃん”のニックネームで親しまれるが、今年は登録名をこれまでの隆光から本名に戻し、再起を図るシーズンになる。
福岡・沖学園高校を卒業し、2012年にプロ転向。15年まではレギュラーツアーと下部ツアーを行き来する生活だったが、16年にブレークを果たした。この年に行われた下部の「ジャパンクリエイトチャレンジin 福岡雷山」を制すと、その権利で出場権を得た7月の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」でレギュラーツアー初優勝を果たした。
17年に「ブリヂストンオープン」、18年には「関西オープン」でも優勝し、着実にトッププロとしての道を歩む。20年には日本ゴルフツアー選手会(JGTO)の選手会長に選出。コロナ禍でもツアーの火を絶やさぬよう尽力を続けた。
昨年は不振に陥り、賞金ランク74位で終戦。16年に初めて手にし、23年まで7季連続で守ってきたシードを手放すことになった。QTにも参加し、今年の出場権をなんとか確保。親しみやすいキャラクターの人気者だけに、再び輝きを取り戻してもらいたい。
【主な投票コメント】
・好きな選手なので、ぜひ頑張ってもらいたい。
・シード権喪失して再起を期しているから。