<レオパレス21ミャンマーオープン 3日目◇26日◇パンラインゴルフクラブ(7,103ヤード・パー71)>
昨年は鹿児島県出身プロが大躍進を遂げた年だった。優勝こそならなかったが、稲森佑貴、香妻陣一朗、出水田大二郎ら若手の台頭の中にもう一人。22歳の池村寛世だ。鹿児島出身といえば、2009年の「日本オープン」で石川遼、今野康晴とのプレーオフを制してナショナルオープン覇者となった小田龍一が有名だが、後継者に名乗りをあげるべく、切磋琢磨している若手四銃士の中で、まず飛び出したのが池村だ。
<動画>レオパレス21ミャンマーオープン3日目、日本人選手ハイライト
ここで、池村のことを知らない方に少しだけ豆知識を。実家はサツマイモ農家で、有名高級イモ焼酎『魔王』の原料を栽培している。「結果が出なかったら農家を継げといわれ続けているので、毎年勝負ですよ(笑)」と、ここ数年は人生を懸けた?ツアー転戦を繰り返し、昨年ようやく賞金ランク74位に入り、初賞金シードを確定させた。その池村がミャンマーの地で4バーディ・2ボギーの“69”。トータル8アンダー・6位タイにつけ、大躍進を遂げようとしている。
「先週からショットはよかったので、あとはパットが入れば戦えると思っていました」と、得意のドライバーが不発でも、スコアをつくって上位争いに食い込んでいる。身長166センチと小柄ながら、ツアー界ではすでにその”マン振り”で有名。300ヤード級のビッグドライブが持ち味だ。最終18番パー5も537ヤードと決して長くはないが、セカンドショットはアイアンで楽々グリーン奥へ。ところがこれを寄せきれずにバーディパットを外してしまったが、真っ黒に日焼けした表情には充実感がにじむ。
国内では今月から始まったNHK大河ドラマの『西郷どん』が話題を呼んでいるが、ゴルフ界の薩摩隼人が東南アジアでますます躍動することができるのか。「ここまで楽しくプレーできている。明日も楽しくプレーしたいですね」。男らしい攻めのゴルフで、盛り上がる鹿児島にさらなる吉報を届けたい。
昨年は鹿児島県出身プロが大躍進を遂げた年だった。優勝こそならなかったが、稲森佑貴、香妻陣一朗、出水田大二郎ら若手の台頭の中にもう一人。22歳の池村寛世だ。鹿児島出身といえば、2009年の「日本オープン」で石川遼、今野康晴とのプレーオフを制してナショナルオープン覇者となった小田龍一が有名だが、後継者に名乗りをあげるべく、切磋琢磨している若手四銃士の中で、まず飛び出したのが池村だ。
<動画>レオパレス21ミャンマーオープン3日目、日本人選手ハイライト
ここで、池村のことを知らない方に少しだけ豆知識を。実家はサツマイモ農家で、有名高級イモ焼酎『魔王』の原料を栽培している。「結果が出なかったら農家を継げといわれ続けているので、毎年勝負ですよ(笑)」と、ここ数年は人生を懸けた?ツアー転戦を繰り返し、昨年ようやく賞金ランク74位に入り、初賞金シードを確定させた。その池村がミャンマーの地で4バーディ・2ボギーの“69”。トータル8アンダー・6位タイにつけ、大躍進を遂げようとしている。
「先週からショットはよかったので、あとはパットが入れば戦えると思っていました」と、得意のドライバーが不発でも、スコアをつくって上位争いに食い込んでいる。身長166センチと小柄ながら、ツアー界ではすでにその”マン振り”で有名。300ヤード級のビッグドライブが持ち味だ。最終18番パー5も537ヤードと決して長くはないが、セカンドショットはアイアンで楽々グリーン奥へ。ところがこれを寄せきれずにバーディパットを外してしまったが、真っ黒に日焼けした表情には充実感がにじむ。
国内では今月から始まったNHK大河ドラマの『西郷どん』が話題を呼んでいるが、ゴルフ界の薩摩隼人が東南アジアでますます躍動することができるのか。「ここまで楽しくプレーできている。明日も楽しくプレーしたいですね」。男らしい攻めのゴルフで、盛り上がる鹿児島にさらなる吉報を届けたい。