沈んだ空気のままトータル7アンダーで最終ホールに。昨年同様、もはや宮里に優勝の可能性は残されていなかった。それでも、パー5のセカンドショットをピンそば約4mに落とすと、このイーグルパットを沈めてフィニッシュ。ただでは終わらない、日本の賞金王が見せた意地だった。
「(11番で)ダボを打ったところからショットがおかしくなったね。前半もちょっとあやしかったけど、後半は特に悪かった。パターは良かったんですけどね」と、この日を振り返った。この日のフェアウェイキープ率が50%で全体53位タイに低迷した宮里に対し、優勝したポール・ピーターソン(米国)は100%。大会を通して89.29%(全体1位)を記録した29歳のレフティとは、ショットの安定感で明暗が分かれる結果になった。
「次、頑張ります。スイマセンでした」といい残し、宮里は足早にコースを後にした。次戦は欧州とアジアの共催大会「メイバンク選手権」。同大会での活躍次第では、自身が目標とする欧州ツアーシード権の獲得へ大きく近づくだけに、落ち込んでばかりではいられない。「SMBCシンガポールオープン」から続くアジア3連戦の最終章。日本が誇る賞金王は今大会の悔しさを胸に秘め、マレーシアへと飛ぶ。
「(11番で)ダボを打ったところからショットがおかしくなったね。前半もちょっとあやしかったけど、後半は特に悪かった。パターは良かったんですけどね」と、この日を振り返った。この日のフェアウェイキープ率が50%で全体53位タイに低迷した宮里に対し、優勝したポール・ピーターソン(米国)は100%。大会を通して89.29%(全体1位)を記録した29歳のレフティとは、ショットの安定感で明暗が分かれる結果になった。
「次、頑張ります。スイマセンでした」といい残し、宮里は足早にコースを後にした。次戦は欧州とアジアの共催大会「メイバンク選手権」。同大会での活躍次第では、自身が目標とする欧州ツアーシード権の獲得へ大きく近づくだけに、落ち込んでばかりではいられない。「SMBCシンガポールオープン」から続くアジア3連戦の最終章。日本が誇る賞金王は今大会の悔しさを胸に秘め、マレーシアへと飛ぶ。