＜〜全英への道〜ミズノオープンよみうりクラシック 2日目＞◇26日◇よみうりカントリークラブ(7,230ヤード・パー72)

　兵庫県にあるよみうりカントリークラブを舞台に開幕した、国内男子ツアー「ミズノオープンよみうりクラシック」は第2ラウンドを終了し、17番ショートホールでホールインワンを達成するなど完璧なゴルフを披露した金亨成(キム・ヒョンソン/韓国)がトータル11アンダーで首位に立った。

「これ以上ない」遼、プロ転向後ベストスコアで単独2位浮上！

　この日“65”を叩き出した石川遼がトータル10アンダー2位、星野英正、プラヤド・マークセン(タイ)がトータル8アンダーで3位タイ、塚田好宣がトータル7アンダーの5位につけている。石川と同組でまわった丸山茂樹はトータル2アンダー23位タイ、片山晋呉はスコアを1つ落としトータルイーブンパーの41位タイ、矢野東はトータル2オーバーの59位タイに後退した。

　首位タイからスタートした星野は、出だしこそ2つのボギーでスコアを落とすも中盤4つのバーディを奪いカムバック。終盤はスコアこそ伸ばせなかったがトータル8アンダーの3位タイと好位置をキープした。ショットが深いラフにつかまることがあったものの、好調のパットがカバー。3、4メートルのバーディパットをきっちり決めることでリズムを作れたことが好位置につながった。

　淡々としたプレーぶりが印象的な星野だが、「全英オープン」出場権について聞かれると「世界のメジャーは出れるものなら全部出たい。日本では考えられないコースでやれるし、そういう所でやらないとプロゴルファーじゃないなぁって思いますよ」とメジャーへの熱い思いも。「2日目終わってこの位置なら十分。問題は明日です」。勝負のムービングデーに向け静かに闘志を燃やしている。