<〜全英への道〜ミズノオープンよみうりクラシック 最終日>◇28日◇よみうりカントリークラブ(7,230ヤード・パー72)
兵庫県のよみうりカントリークラブで開催された、国内男子ツアー第7戦「ミズノオープンよみうりクラシック」は石川遼がトータル13アンダーで2位に3打差をつけ、今季初優勝。
遼の全ストロークを「石川遼1打速報」で振り返る
前半は3バーディ・1ボギー。危なげないゴルフで一時は16アンダーまでスコアを伸ばし、このまま独走かと思われたが、思わぬドラマが12番ミドルホールで待っていた。ここまで絶好調だったドライバーで1打目を左OB、打ち直しの3打目も同じく左OBとしてしまい9を叩き、その時点であった5打差のリードを一気になくしてしまう。しかし、「4日間の中では4〜5個のOBはしょうがないと思っていた」、「ミスのイメージをシャットアウトできた」と本人が言うように、ミスをまったく引きずらず、そこから会心のゴルフを見せる。
まず、16番ではグリーン右のラフ約30ヤードからの第3打がピンに当たりチップインイーグル。「思っていた通りには落とせたけど、下りが少し強かった。ピンに当たらなければグリーンからこぼれていたと思う」と運をも味方につけ、「耳が痛くなった」と言うほどの大歓声に包まれた。
つづく17番では惜しくもパーだったが、ティショットはテレビ解説の牧野裕が絶賛するほどの当たり。18番でも難なくバーディを取り、終わってみれば2位に3打差で完勝。これにより初めて自力で4大海外メジャー・全英オープンの出場権を得た。
「自分の手で(出場権を)つかめたのはいい経験になった。今日はギャラリーの方も多く、最後まで自分のプレーを引き締めてくれた。12番では今までにないほどの“ドンマイ”の声もかけてもらったし、客観的に“しょうがないこと”と気持ちを切り替えられた。声援をくれた人のためにも気持ちを込めて全英ではやっていきたい」。わずか17歳でツアー通算3勝、若き日本のヒーローが全英オープンでどんな活躍をしてくれるのか、日本中が注目している。
兵庫県のよみうりカントリークラブで開催された、国内男子ツアー第7戦「ミズノオープンよみうりクラシック」は石川遼がトータル13アンダーで2位に3打差をつけ、今季初優勝。
遼の全ストロークを「石川遼1打速報」で振り返る
前半は3バーディ・1ボギー。危なげないゴルフで一時は16アンダーまでスコアを伸ばし、このまま独走かと思われたが、思わぬドラマが12番ミドルホールで待っていた。ここまで絶好調だったドライバーで1打目を左OB、打ち直しの3打目も同じく左OBとしてしまい9を叩き、その時点であった5打差のリードを一気になくしてしまう。しかし、「4日間の中では4〜5個のOBはしょうがないと思っていた」、「ミスのイメージをシャットアウトできた」と本人が言うように、ミスをまったく引きずらず、そこから会心のゴルフを見せる。
まず、16番ではグリーン右のラフ約30ヤードからの第3打がピンに当たりチップインイーグル。「思っていた通りには落とせたけど、下りが少し強かった。ピンに当たらなければグリーンからこぼれていたと思う」と運をも味方につけ、「耳が痛くなった」と言うほどの大歓声に包まれた。
つづく17番では惜しくもパーだったが、ティショットはテレビ解説の牧野裕が絶賛するほどの当たり。18番でも難なくバーディを取り、終わってみれば2位に3打差で完勝。これにより初めて自力で4大海外メジャー・全英オープンの出場権を得た。
「自分の手で(出場権を)つかめたのはいい経験になった。今日はギャラリーの方も多く、最後まで自分のプレーを引き締めてくれた。12番では今までにないほどの“ドンマイ”の声もかけてもらったし、客観的に“しょうがないこと”と気持ちを切り替えられた。声援をくれた人のためにも気持ちを込めて全英ではやっていきたい」。わずか17歳でツアー通算3勝、若き日本のヒーローが全英オープンでどんな活躍をしてくれるのか、日本中が注目している。