<パナソニックオープン 最終日◇22日◇茨木カンツリー倶楽部・西コース(7,343ヤード・パー71)>
インドのラヒル・ガンジーが大好きな日本で夢をかなえた。日亜共同主管大会の「パナソニックオープン」で見事逆転優勝。かねてから「日本のツアーでプレーしたいと思っていた」というガンジーは、「今年は日本のQスクール(予選会)を受けようと思っていたから」という親日家。これでそんな心配もなくなった。「最終予選会は寒いから、これで回避できて、それがうれしい」と、ユーモアたっぷりに喜びを表現した。
【写真】優勝したラヒリ・ガンジーのプレー姿も満載! パナソニックオープンフォト配信
首位と1打差からスタートしたガンジー。前半を1オーバーで折り返したが、後半に入って4バーディの「68」でトータル14アンダー。最終ホールで50センチのウィニングパットを決めると、涙がこみ上げた。「信じられない。何年も、何度もこの瞬間を待っていた。自分を疑う時期もあったから、本当にうれしい」。
今週は予選通過ができればいいと、無欲で乗り込んだ。近年はアニルバン・ラヒリやシュバンカー・シャルマといったインド人選手が世界で活躍を見せているが、ガンジーはそんな彼らとは別の戦いを強いられていた。「オー、ワオ! 14年だよ…」と、2004年にアジアンツアーで勝利してから苦しんできた長い、長い時間を振り返った。
「インドではゴルフはビッグではないから、誰もボクが優勝しても気づかないよ」と笑うが、誰より自分で自分を信じ続けてきたからこそ、チャンスをつかむことができた。「このときがその瞬間だと思った」と、最終18番のグリーンサイドバンカーからのショットを打つ前に勝利を感じた。見事なショットを放ち勝利に結びつけたが、「バンカーは得意」と、流れは完全にガンジーのもとに来ていた。
インドのラヒル・ガンジーが大好きな日本で夢をかなえた。日亜共同主管大会の「パナソニックオープン」で見事逆転優勝。かねてから「日本のツアーでプレーしたいと思っていた」というガンジーは、「今年は日本のQスクール(予選会)を受けようと思っていたから」という親日家。これでそんな心配もなくなった。「最終予選会は寒いから、これで回避できて、それがうれしい」と、ユーモアたっぷりに喜びを表現した。
【写真】優勝したラヒリ・ガンジーのプレー姿も満載! パナソニックオープンフォト配信
首位と1打差からスタートしたガンジー。前半を1オーバーで折り返したが、後半に入って4バーディの「68」でトータル14アンダー。最終ホールで50センチのウィニングパットを決めると、涙がこみ上げた。「信じられない。何年も、何度もこの瞬間を待っていた。自分を疑う時期もあったから、本当にうれしい」。
今週は予選通過ができればいいと、無欲で乗り込んだ。近年はアニルバン・ラヒリやシュバンカー・シャルマといったインド人選手が世界で活躍を見せているが、ガンジーはそんな彼らとは別の戦いを強いられていた。「オー、ワオ! 14年だよ…」と、2004年にアジアンツアーで勝利してから苦しんできた長い、長い時間を振り返った。
「インドではゴルフはビッグではないから、誰もボクが優勝しても気づかないよ」と笑うが、誰より自分で自分を信じ続けてきたからこそ、チャンスをつかむことができた。「このときがその瞬間だと思った」と、最終18番のグリーンサイドバンカーからのショットを打つ前に勝利を感じた。見事なショットを放ち勝利に結びつけたが、「バンカーは得意」と、流れは完全にガンジーのもとに来ていた。