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金谷拓実が「63」で前日反省の“課題”克服 松山英樹のメダルも刺激「次のロスに出たい」 

最終日に8アンダーのプレーを見せた金谷拓実。大学先輩の松山英樹のメダル獲得も刺激になっていた。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年8月11日 17時39分

<横浜ミナトChampionship 〜Fujiki Centennial〜最終日◇11日◇横浜カントリークラブ(神奈川県)◇7207ヤード・パー71>

トータル6アンダー・28位タイの位置で最終日を迎えた金谷拓実が、ボギーなしの8バーディを奪取し「63」でラウンド。トータル14アンダー・7位タイまで順位を上げ、今季8試合目にして優勝1回を含む5度目のトップ10入りを決めた。

金谷拓実が投入したニューウェポン写真】

予選ラウンドの2日間はともに60台をマークし、トータル7アンダーで決勝ラウンドに進んでいたが、前日に1オーバーの「72」とスコアを崩した。「きのう良くなくて、なかなか自分自身をコントロールすることができていなかったから、すごくもったいなかった」とメンタルコントロールを課題に挙げた。

「ミスしてもうまく切り替えればいいのに引きずってしまった。きのうキャディさんにも注意されたので、きょうはしっかり反省して、いいプレーができた」。キャディからのフィードバックを受け入れ、自身と向き合ったことが好スコアにつながった。悪いショットもあったなかで「自分ができる最大限のプレーができたかなと思います」と同じ失敗を繰り返すことなく終われたのは自信にもつながる。

今週はパターをおよそ5年ぶりにPINGの『VAULT2.0 PIPER-C』に変更して挑んでいた。この日のパット数は23パットで平均パット数は第4ラウンド1位の『1.3846』を記録。「いいバーディパットが入って、いい流れに乗ることもできました」と13回のパーオンのうち8回のバーディ。グリーンを外したホールでも1パットのパーセーブができていた。パター変更も力を発揮した。

「63」というビッグスコアを出しも「もうちょっとバーディを取れれば良かったですけど…」と悔いが残る部分もあるが、「スコア以外の部分できょうはすごく収穫があったかなと思います」。前戦で予選落ちを喫し、今大会3日目にスコアを落としていたからこそ、自信にもつながる最終日となった。「次は暑い芥屋ですけど、しっかり自分をコントロールして、いいプレー、また優勝したいなと思います」と次戦の「Sansan KBCオーガスタ」(22~25日、福岡県)で今季2勝目を狙って行く。

先週のは東北福祉大の先輩・松山英樹が「パリ五輪」に日本代表として出場し3位に入り、日本男子ゴルフ界初のメダルを獲得した。「すごく感動しました。もちろん金メダルもすごく惜しかったと思いますし、松山さんはすごく悔しいかもしれないですけど…」とその瞬間をテレビで見ていた。さらに「試合自体も面白かったですし、リオ五輪からゴルフの価値が上がっていると思うから、次のロスでは選手で出たいなと思います」と4年後の「ロス五輪」で代表メンバーとして戦いたい意欲を示した。

先輩のメダル獲得を見て新たにできた目標、今大会の最終日でクリアした課題など、モチベーションは上がっている。あとは自分が満足できる結果を出すために、一週間のオープンウィークでしっかり調整して次戦に挑んでいく。(文・高木彩音)

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