＜日本プロゴルフ選手権大会 3日目◇12日◇房総カントリークラブ 房総ゴルフ場（7,324ヤード・パー72）＞

「日本プロゴルフ選手権」の3日目がスタート。本大会では2度目の予選通過を果たした石川遼が、トータルイーブンパー・18位タイから第3ラウンドをティオフしている。

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大会2日目は、強い風に悩まされてスコアを落とす選手が続出。石川はショットの乱れも大きく影響し、2バーディ・6ボギーの「76」と4ストローク落とした。逆目に駆られたラフにつかまると苦戦を強いられるセッティングの中、石川の2日目のフェアウェイキープ率は14.29パーセントの140位タイ。日本プロゴルフ協会（以下PGA）の倉本昌弘会長は「フェアウェイにいかない人にはチャンスがない」と断言しているだけに、当然ながらフェアウェイキープ率が上位進出のカギとなる。

上位の選手が次々にスコアを崩す中、昨年覇者の宮里優作は2バーディ・2ボギーのイーブンパーで2日目を終了。首位と2打差のトータル4アンダー・2位タイに順位を上げて決勝ラウンドに駒を進めている。

PGAが想定している優勝スコアは10〜15アンダー。倉本会長は「いいプレーをした人が優勝するようにしたい」と見解を述べたが、今季メジャー初戦の週末で活躍を見せるのはどの選手か。