<日本プロゴルフ選手権大会 3日目◇12日◇房総カントリークラブ 房総ゴルフ場(7,324ヤード・パー72)>
2日目に続き、第3ラウンドを終えた石川遼の表情は、この日も沈んでいた。トータルイーブンパー・18位タイから決勝ラウンドをスタートした石川は、前半7番でボギーが先行。9番・パー4ではセカンドショットが木に当たって3オンとピンチを迎えたが、約15メートルのパーパットを沈めてガッツポーズ。歓声の中で笑顔を見せた。
【写真】スコアカードを手に厳しい表情を浮かべる石川
後半の出だし10番では幸先良くバーディを奪取。「10番はティショットからいいものをつかめたと思ったんですが…」。勢いをつけたかに思えたが、その後はバーディを奪えず。イーブンパーで迎えた17番・パー4では、ティショットを右に曲げてOB。打ち直しが右のラフに入り、そこから打った4打目はグリーンをオーバーする。そこから約2メートルにつけるも沈められず、痛恨のトリプルボギーを叩いてトータル3オーバーに。33位タイと順位を落として3日目を終えた。
この日のフェアウェイキープ率は21.43パーセントの全体59位タイ。第2ラウンドもショットが乱れて悔しさをあらわにしたが、「スコアが出るドライバーの精度ではない」と、この日の表情には疲れがにじむ。
「見に来てくださっている方々をがっかりさせるプレーで、もどかしい。期待に応えたい気持ちもありますが…自分ができることを一生懸命、諦めないでやっていきたいです」。言葉を詰まらせながらも前向きな言葉を口にした。首位とは9打差で迎える最終日、少しでも納得のいくプレーを目指して戦っていく。(文・谷口愛純)
2日目に続き、第3ラウンドを終えた石川遼の表情は、この日も沈んでいた。トータルイーブンパー・18位タイから決勝ラウンドをスタートした石川は、前半7番でボギーが先行。9番・パー4ではセカンドショットが木に当たって3オンとピンチを迎えたが、約15メートルのパーパットを沈めてガッツポーズ。歓声の中で笑顔を見せた。
【写真】スコアカードを手に厳しい表情を浮かべる石川
後半の出だし10番では幸先良くバーディを奪取。「10番はティショットからいいものをつかめたと思ったんですが…」。勢いをつけたかに思えたが、その後はバーディを奪えず。イーブンパーで迎えた17番・パー4では、ティショットを右に曲げてOB。打ち直しが右のラフに入り、そこから打った4打目はグリーンをオーバーする。そこから約2メートルにつけるも沈められず、痛恨のトリプルボギーを叩いてトータル3オーバーに。33位タイと順位を落として3日目を終えた。
この日のフェアウェイキープ率は21.43パーセントの全体59位タイ。第2ラウンドもショットが乱れて悔しさをあらわにしたが、「スコアが出るドライバーの精度ではない」と、この日の表情には疲れがにじむ。
「見に来てくださっている方々をがっかりさせるプレーで、もどかしい。期待に応えたい気持ちもありますが…自分ができることを一生懸命、諦めないでやっていきたいです」。言葉を詰まらせながらも前向きな言葉を口にした。首位とは9打差で迎える最終日、少しでも納得のいくプレーを目指して戦っていく。(文・谷口愛純)