＜日本プロゴルフ選手権大会 最終日◇13日◇房総カントリークラブ 房総ゴルフ場（7,324ヤード・パー72）＞

今年の2月で50歳を迎えた谷口徹が、「日本プロゴルフ選手権」で6年ぶりのメジャーVを果たした。2010年、12年大会に続いて本大会では3勝目。ツアーのメジャータイトルでは5勝目となる。

【写真】ウィニングパットを沈めて雄たけびを上げる谷口

本人にしてみれば「49も50も、何も変わらない。数字が変わっただけ」とサラリと流してしまうが、今回の勝利で大会最年長優勝記録を更新。谷口の50歳92日での優勝は、1996年に尾崎将司が達成した49歳109日を22年ぶりに塗り替えた。現在、ツアー最年長優勝記録は02年の「全日空オープン」で尾崎が達成した55歳241日。「ジャンボさんの55歳に比べたらまだまだですよ」と笑った谷口だが、50歳以上でのツアー優勝者をデータで見てみる。

■年長優勝者上位5名
1.尾崎将司（55歳241日　02年「全日空オープン」）
2.杉原輝雄（53歳178日　90年「大京オープン」）
3.中嶋常幸（52歳23日　06年「三井住友VISA太平洋マスターズ」）
4.プラヤド・マークセン（50歳358日　17年「SMBCシンガポールオープン」）
5.青木功（50歳90日　92年「カシオワールド」）

■50歳以上での優勝記録（1985年以降）
1.尾崎将司(55歳241日 02年「全日空オープン」)
2.尾崎将司(53歳195日 00年「サン・クロレラクラシック」)
3.杉原輝雄(53歳178日 90年「大京オープン」)
4.杉原輝雄(53歳80日 90年「関西オープン」)
5.杉原輝雄(52歳305日 90年「ブリヂストン阿蘇オープン」)
6.尾崎将司(52歳168日 99年「ヨネックスオープン広島」)
7.杉原輝雄(52歳74日 89年「ダイワKBCオーガスタ」)
8.尾崎将司(52歳49日 99年「東建コーポレーションカップ」)
9.中嶋常幸(52歳23日 06年「三井住友VISA太平洋マスターズ」)
10.尾崎将司(51歳281日 98年「Phlip Morris Championship」)
11.尾崎将司(51歳218日 98年「久光製薬KBCオーガスタ」)
12.尾崎将司(51歳169日 98年「ヨネックスオープン広島」)
13.プラヤド・マークセン(50歳358日 17年「SMBCシンガポールオープン」)
14.尾崎将司(50歳27(5日 97年「ブリヂストンオープン」)
15.尾崎将司(50歳219日 97年「久光製薬KBCオーガスタ」)
16.尾崎将司(50歳128日 97年「三菱ギャラントーナメント」)
17.尾崎将司(50歳100日 97年「中日クラウンズ」)
18.青木功(50歳90日 92年「カシオワールド」)
19.尾崎将司(50歳(51日 97年「東建コーポレーション」)
20.金井清一(50歳05日 90年「NST新潟オープン」)