＜サン・クロレラ クラシック　2日目＞◇31日◇小樽カントリー倶楽部(7,535ヤード・パー72)

　北海道にある小樽カントリー倶楽部で開催されている、国内男子ツアー「サン・クロレラ クラシック」は2日目を終え、石川遼がトータル11アンダーで単独首位をキープ。1打差の2位に山下和宏、トータル9アンダーの3位に津曲泰弦が食い込んだ。トータル8アンダーの4位にブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)、トータル5アンダーの5位タイには片山晋呉らが浮上している。

「目の前の1打に集中できた」遼、11アンダー単独首位キープ！

　2アンダー15位タイからスタートした片山は、スタートの10番でバーディを奪うと13番、14番の連続バーディ、16番でボギーを叩くが、後半に入ってもスコアを1つ伸ばしトータル5アンダーでホールアウト。「マスターズ」での活躍以降、不完全燃焼を続けていた昨年の賞金王がジワリと順位を上げてきた。

　「すごく調子が良い、気持ちを引き締めてあと2日やりたいなと思います」首位に6打差をつけられているが好調を取り戻しつつある日本最強の男にとってはまだまだ優勝は射程内だ。「明日僕が伸ばして、最終日遼とまわるのが一番盛り上がると思っているので。まぁ、そうしますよ」と不敵に宣言した。

【2日目の順位】
1位：石川遼(-11)
2位：山下和宏(-10)
3位：津曲泰弦(-9)
4位：ブレンダン・ジョーンズ(-8)
5位T：デービッド・スメイル(-5)
5位T：ハン・リー(-5)
5位T：金亨成(キム・ヒョンソン)(-5)
5位T：片山晋呉(-5)
9位T：大桑暢之(-4)
9位T：冨山聡(-4)
9位T：池田勇太(-4)
9位T：石川裕貴(-4)