毎週、ゴルフツアー会場で選手たちを撮影し続けるプロカメラマン。インサイドロープでプロゴルファーの凄みや熱気を感じ、ときおり会話のやりとりを見聞きするなど、”試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な景色を紹介する【関西オープン編】。
【関連写真】久保田皓也 プレー中はポーカーフェース
今年の「関西オープン」で大きなインパクトを残したのが、アマチュアながら3日目終了時に単独首位に立ち、終盤まで優勝争いを繰り広げた久保田皓也(東北福祉大3年)。憧れは、同じ大学の先輩・松山英樹という20歳は、趣味について聞かれても「ゴルフ漬け過ぎて分からなくなりました」と答えるほど、青春をゴルフに捧げる若者だ。
今年の関西オープンが行われた兵庫県の滝川第二高出身で、会場となった小野東洋GCでは高校3年間キャディも務めていた久保田。「ヤーデージも全て頭に入っているし、グリーンも他のコースに比べて読みやすい」と、勝手知ったる“ホームコース”で躍動した。
そのマネジメントは正確無比。「順位ではなく、勉強するつもりで」という気持ちで大会に臨んだ久保田は、ビッグプレーにもクールな表情を崩さず、自分のゴルフを貫きとおした。大学の後輩が「すごい事を、淡々とやるのが久保田さん」と語るポーカーフェースは、プロトーナメントでも変わらず。そして、そんな姿は佐々木啓カメラマンの目にも印象的に映ったという。
「どんなビッグプレーをしても、大学生とは思えない落ち着いた様子で、クールにプレーを続けていました。だからこそ、仲間とグータッチしているこの一枚は、とても印象に残りました。キャディを務めている子は同じゴルフ部で、きっと仲がいいんでしょうね。すごく自然な表情で、この2人の関係性がファインダー越しにも伝わってきました(佐々木カメラマン)」
【関連写真】久保田皓也 プレー中はポーカーフェース
今年の「関西オープン」で大きなインパクトを残したのが、アマチュアながら3日目終了時に単独首位に立ち、終盤まで優勝争いを繰り広げた久保田皓也(東北福祉大3年)。憧れは、同じ大学の先輩・松山英樹という20歳は、趣味について聞かれても「ゴルフ漬け過ぎて分からなくなりました」と答えるほど、青春をゴルフに捧げる若者だ。
今年の関西オープンが行われた兵庫県の滝川第二高出身で、会場となった小野東洋GCでは高校3年間キャディも務めていた久保田。「ヤーデージも全て頭に入っているし、グリーンも他のコースに比べて読みやすい」と、勝手知ったる“ホームコース”で躍動した。
そのマネジメントは正確無比。「順位ではなく、勉強するつもりで」という気持ちで大会に臨んだ久保田は、ビッグプレーにもクールな表情を崩さず、自分のゴルフを貫きとおした。大学の後輩が「すごい事を、淡々とやるのが久保田さん」と語るポーカーフェースは、プロトーナメントでも変わらず。そして、そんな姿は佐々木啓カメラマンの目にも印象的に映ったという。
「どんなビッグプレーをしても、大学生とは思えない落ち着いた様子で、クールにプレーを続けていました。だからこそ、仲間とグータッチしているこの一枚は、とても印象に残りました。キャディを務めている子は同じゴルフ部で、きっと仲がいいんでしょうね。すごく自然な表情で、この2人の関係性がファインダー越しにも伝わってきました(佐々木カメラマン)」