<関西オープンゴルフ選手権競技 最終日>◇23日◇宝塚ゴルフ倶楽部・新コース(6,682ヤード・パー71)
兵庫県にある宝塚ゴルフ倶楽部で開催された「関西オープンゴルフ選手権競技」の最終日。トータル3アンダーの38位タイでスタートした石川遼が、目標の2ケタアンダーへ向け最後の力を振り絞って攻めのゴルフを見せた。
「石川遼1打速報」で最終日のプレーを振り返る
スタートの1番をバーディとすると、続く2番、3番と怒涛の3連続バーディを奪う最高の立ち上がり。4番、5番パーの後6番でもバーディを奪い大爆発を期待させた。しかし、直後の7番で難しいライのバンカーショットのミスからボギーを叩くと、ここからは出入りの激しいゴルフに。8番でバーディの直後9番、10番と連続ボギー、11番、13番ではバーディを奪うも16番でダブルボギーを叩くなど安定せずトータル5アンダーでホールアウト。最終日はスコアを2つ伸ばすにとどまり、初めてディフェンディングチャンピオンとして臨んだ今大会を31位タイで終えている。
「自分のやるべきことは出来ていました。これ以上だせるかわからないくらいしっかりやりました」と全米プロ帰りの疲れも残る中で4日間を戦い抜いた今大会を振り返った石川。自分自身の中でやりきったという手ごたえがあるだけに「藤田さんとかはノーボギーでまわってましたけど、僕はこのコースをノーボギーでまわれるイメージがまったくない」と上位陣のスコアの伸びに驚きを隠せなかった。その中で「フェアウェイを外した時、グリーンを外したときにどう対処するか。外すにしてもどこに外すかが大事」とボギーを抑えてスコアを伸ばす上位との技術の差を感じたようだ。
しかし、優勝を果たした1年前からの成長もしっかりと感じることが出来た。「バンカーとアプローチは目に見えて良くなった。特にバンカーショットは明らかに上達している」この日は目玉やアゴにかかるなど不運もありバンカーのミスもあったが、大会を通して安定感のあるグリーン周りのプレーを披露。現在サンドセーブ率2位(今大会終了時)という数字も成長をあらわしている。ドライバーで飛ばすだけではなく、小技の進化もみせている今季の石川。今大会で出た課題をこれからどう克服してくるのか注目だ。
兵庫県にある宝塚ゴルフ倶楽部で開催された「関西オープンゴルフ選手権競技」の最終日。トータル3アンダーの38位タイでスタートした石川遼が、目標の2ケタアンダーへ向け最後の力を振り絞って攻めのゴルフを見せた。
「石川遼1打速報」で最終日のプレーを振り返る
スタートの1番をバーディとすると、続く2番、3番と怒涛の3連続バーディを奪う最高の立ち上がり。4番、5番パーの後6番でもバーディを奪い大爆発を期待させた。しかし、直後の7番で難しいライのバンカーショットのミスからボギーを叩くと、ここからは出入りの激しいゴルフに。8番でバーディの直後9番、10番と連続ボギー、11番、13番ではバーディを奪うも16番でダブルボギーを叩くなど安定せずトータル5アンダーでホールアウト。最終日はスコアを2つ伸ばすにとどまり、初めてディフェンディングチャンピオンとして臨んだ今大会を31位タイで終えている。
「自分のやるべきことは出来ていました。これ以上だせるかわからないくらいしっかりやりました」と全米プロ帰りの疲れも残る中で4日間を戦い抜いた今大会を振り返った石川。自分自身の中でやりきったという手ごたえがあるだけに「藤田さんとかはノーボギーでまわってましたけど、僕はこのコースをノーボギーでまわれるイメージがまったくない」と上位陣のスコアの伸びに驚きを隠せなかった。その中で「フェアウェイを外した時、グリーンを外したときにどう対処するか。外すにしてもどこに外すかが大事」とボギーを抑えてスコアを伸ばす上位との技術の差を感じたようだ。
しかし、優勝を果たした1年前からの成長もしっかりと感じることが出来た。「バンカーとアプローチは目に見えて良くなった。特にバンカーショットは明らかに上達している」この日は目玉やアゴにかかるなど不運もありバンカーのミスもあったが、大会を通して安定感のあるグリーン周りのプレーを披露。現在サンドセーブ率2位(今大会終了時)という数字も成長をあらわしている。ドライバーで飛ばすだけではなく、小技の進化もみせている今季の石川。今大会で出た課題をこれからどう克服してくるのか注目だ。