<VanaH杯 KBCオーガスタゴルフトーナメント 3日目>◇29日◇芥屋ゴルフ倶楽部(7,146ヤード・パー72)
福岡県にある芥屋ゴルフ倶楽部で開催されている、「VanaH杯 KBCオーガスタゴルフトーナメント」の3日目。この日は前日サスペンデッドとなった第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われた。第2ラウンドを終えた時点でトータル13アンダーの単独首位に立った石川遼だったが、インターバルを挟んで行われた第3ラウンドでは苦しいゴルフを強いられた。1番ホールで多くのギャラリーに見守られたティショットを左に曲げOBとし、いきなりダブルボギーを叩く波乱の立ち上がり。その後もバーディチャンスにつけながらも、「伸びたグリーンの芝に対応出来なかった」と好調だったパットに狂いが生じ我慢の展開が続く。
石川遼の全ストロークを「1打速報」で振り返る
トーナメントリーダーがスコアを伸ばせずにいると、片山晋呉、藤田寛之らが追い上げをみせ一時は9人の選手が首位にひしめく大混戦に。それでも中盤以降はショット、パットが安定感を取り戻し4つのバーディを奪取して後続を引き離すと、トータル14アンダーでホールアウトし単独首位をキープした。しかし、1打差の2位には菊池純、藤田寛之、トータル12アンダーの4位タイに池田勇太、近藤共弘らがつけている。わずかな差で矢野東、片山晋呉らも控えており逃げる石川にとってはタフな最終日となりそうだ。
ラウンドを終えた石川は「ゴルフの内容もスコアも良くなかった。手ごたえはないです」と思うようなプレーが出来なかった自分への苛立ちをかみ殺すようにコメント。「最終日トップで迎えることが出来ましたが、このままでは簡単に置いていかれると思う」と今季3勝目に突き進む最終ラウンドに向け不安も口にした。
普段なら練習場では日に日に状態は良くなっていくという石川だが、変則日程となった影響か今週は何かがおかしい。第3ラウンド1番ホールのOBは急激なフックによるものだがこの兆候は練習場からすでにでていた。「原因はわからないが、練習場で良いスイングが出来ていないのは不安」今週は父でコーチの勝美氏がツアーに帯同せず石川自身がスイングチェックを行ってきたが、ここにきて電話で助言を求める可能性も示唆。自己ベストタイと爆発した初日にみせたようなスイングを取り戻し、万全の状態で最終日に臨みたいところだ。
福岡県にある芥屋ゴルフ倶楽部で開催されている、「VanaH杯 KBCオーガスタゴルフトーナメント」の3日目。この日は前日サスペンデッドとなった第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われた。第2ラウンドを終えた時点でトータル13アンダーの単独首位に立った石川遼だったが、インターバルを挟んで行われた第3ラウンドでは苦しいゴルフを強いられた。1番ホールで多くのギャラリーに見守られたティショットを左に曲げOBとし、いきなりダブルボギーを叩く波乱の立ち上がり。その後もバーディチャンスにつけながらも、「伸びたグリーンの芝に対応出来なかった」と好調だったパットに狂いが生じ我慢の展開が続く。
石川遼の全ストロークを「1打速報」で振り返る
トーナメントリーダーがスコアを伸ばせずにいると、片山晋呉、藤田寛之らが追い上げをみせ一時は9人の選手が首位にひしめく大混戦に。それでも中盤以降はショット、パットが安定感を取り戻し4つのバーディを奪取して後続を引き離すと、トータル14アンダーでホールアウトし単独首位をキープした。しかし、1打差の2位には菊池純、藤田寛之、トータル12アンダーの4位タイに池田勇太、近藤共弘らがつけている。わずかな差で矢野東、片山晋呉らも控えており逃げる石川にとってはタフな最終日となりそうだ。
ラウンドを終えた石川は「ゴルフの内容もスコアも良くなかった。手ごたえはないです」と思うようなプレーが出来なかった自分への苛立ちをかみ殺すようにコメント。「最終日トップで迎えることが出来ましたが、このままでは簡単に置いていかれると思う」と今季3勝目に突き進む最終ラウンドに向け不安も口にした。
普段なら練習場では日に日に状態は良くなっていくという石川だが、変則日程となった影響か今週は何かがおかしい。第3ラウンド1番ホールのOBは急激なフックによるものだがこの兆候は練習場からすでにでていた。「原因はわからないが、練習場で良いスイングが出来ていないのは不安」今週は父でコーチの勝美氏がツアーに帯同せず石川自身がスイングチェックを行ってきたが、ここにきて電話で助言を求める可能性も示唆。自己ベストタイと爆発した初日にみせたようなスイングを取り戻し、万全の状態で最終日に臨みたいところだ。