<VanaH杯 KBCオーガスタゴルフトーナメント 最終日>◇30日◇芥屋ゴルフ倶楽部(7,146ヤード・パー72)
福岡県にある芥屋ゴルフ倶楽部で開催された、「VanaH杯 KBCオーガスタゴルフトーナメント」の最終日。スコアの伸ばしあいとなった今大会は、最終日も最後までもつれる大激戦となった。
Vへ望みつなぐパットは50センチ届かず…遼、逆転許し3位
首位スタートの石川遼が序盤から快調にスコアを伸ばす中、まず石川に迫ったのが今野康晴。序盤3つのバーディでスコアを伸ばすと9番パー5ではイーグルを奪い逃げる石川を猛追する。その今野と同組でラウンドした池田勇太も負けじとスパートをかける。池田は前半は2つスコアを伸ばすにとどまったが後半に爆発。11番から怒涛の5連続バーディを奪うとあれよあれよという間に今野と並んで首位タイに。「気がつけば優勝争いしてた」と本人も語るほど鮮やかなバーディラッシュを披露すると、その勢いのまま上がり2ホールも連続バーディで今野と共に21アンダーフィニッシュ。後続のホールアウトを待つ。
迎えた最終組の最終ホール。2打差につけていた石川のプレーオフ進出をかけたイーグルトライが外れた瞬間、池田と今野2人によるプレーオフが決定。18番パー5で行われたプレーオフは、1ホール目は池田、今野共にパーセーブ。そして、2ホール目。本戦ラウンドと打って変わってショットが安定しない今野がもたつく中、池田が約2メートルのバーディパットをねじ込み激闘に終止符。プロ1年目の池田が「日本プロゴルフ選手権」以来の2勝目を挙げた。
「上手いこと波に乗れたんじゃない?乗ると悪いことも忘れちゃう」前半はショット、パットがかみ合わずスコアを思うように伸ばせなかったが、後半は言葉通り前半のプレーを忘れさせるようなゴルフを展開。5連続バーディの後、16番ではティショットのミスからピンチを招くもきっちりパーをセーブすると、勢いのまま9ホールを駆け抜けハーフ“29”という記録的なスコアを叩き出して見せた。「気持ちよくプレーできたんでそれだけで良かった」と優勝争いをしていたことを感じさせないコメントを残した大器は久しぶりのプレーオフにもあわてず自分のゴルフで勝利を引き寄せた。
福岡県にある芥屋ゴルフ倶楽部で開催された、「VanaH杯 KBCオーガスタゴルフトーナメント」の最終日。スコアの伸ばしあいとなった今大会は、最終日も最後までもつれる大激戦となった。
Vへ望みつなぐパットは50センチ届かず…遼、逆転許し3位
首位スタートの石川遼が序盤から快調にスコアを伸ばす中、まず石川に迫ったのが今野康晴。序盤3つのバーディでスコアを伸ばすと9番パー5ではイーグルを奪い逃げる石川を猛追する。その今野と同組でラウンドした池田勇太も負けじとスパートをかける。池田は前半は2つスコアを伸ばすにとどまったが後半に爆発。11番から怒涛の5連続バーディを奪うとあれよあれよという間に今野と並んで首位タイに。「気がつけば優勝争いしてた」と本人も語るほど鮮やかなバーディラッシュを披露すると、その勢いのまま上がり2ホールも連続バーディで今野と共に21アンダーフィニッシュ。後続のホールアウトを待つ。
迎えた最終組の最終ホール。2打差につけていた石川のプレーオフ進出をかけたイーグルトライが外れた瞬間、池田と今野2人によるプレーオフが決定。18番パー5で行われたプレーオフは、1ホール目は池田、今野共にパーセーブ。そして、2ホール目。本戦ラウンドと打って変わってショットが安定しない今野がもたつく中、池田が約2メートルのバーディパットをねじ込み激闘に終止符。プロ1年目の池田が「日本プロゴルフ選手権」以来の2勝目を挙げた。
「上手いこと波に乗れたんじゃない?乗ると悪いことも忘れちゃう」前半はショット、パットがかみ合わずスコアを思うように伸ばせなかったが、後半は言葉通り前半のプレーを忘れさせるようなゴルフを展開。5連続バーディの後、16番ではティショットのミスからピンチを招くもきっちりパーをセーブすると、勢いのまま9ホールを駆け抜けハーフ“29”という記録的なスコアを叩き出して見せた。「気持ちよくプレーできたんでそれだけで良かった」と優勝争いをしていたことを感じさせないコメントを残した大器は久しぶりのプレーオフにもあわてず自分のゴルフで勝利を引き寄せた。