＜フジサンケイクラシック　事前情報＞◇2日◇富士桜カントリー倶楽部(7,397ヤード・パー71)

　国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」が山梨県にある富士桜カントリー倶楽部を舞台に3日開幕を迎える。本戦を翌日に控えたこの日は毎年恒例のプロアマ戦が行われ各界の著名人、芸能人らがプロと共に大会前のお祭りを盛り上げた。

池田勇太が賞金ランキング首位に！遼は70万円差で2位！

　元プロ野球選手の古田敦也氏らとラウンドを行った石川遼は、和やかな雰囲気ながらラウンド中に古田に体作りのことを質問するなどアスリートから色々なものを吸収しようとする貪欲な姿勢も。その石川とのラウンドを終えた古田は「あくなき向上心があって圧倒されました。僕もいろんな人間を見てきているけど、なかなかいない。若いからとかじゃなくてね」と最大級の賛辞を送っていた。

　かねてから富士桜カントリー倶楽部を「大好きなコース」と語り、このフジサンケイクラシックを心待ちにしていたと言う石川。「距離が長い上に戦略性もあるコースで、自分を成長させてくれると思う」と難コース相手に意気込みは十分。さらに丸山茂樹、片山晋呉とのペアリングとなったことに関しては「誕生日プレゼントのよう」と目を輝かせ、明日からの4日間が待ちきれないといった様子だった。

　予選ラウンド初日、石川は12時20分に10番ホールスタート、ディフェンディングチャンピオンの藤島豊和は、同じ東北福祉大の先輩谷原秀人、後輩の池田勇太と同組で12時10分に10番スタートとなっている。