<フジサンケイクラシック 2日目>◇4日◇富士桜カントリー倶楽部(7,397ヤード・パー71)
山梨県にある富士桜カントリー倶楽部で開催されている、国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」。2日目を終え石川遼が6バーディ・ノーボギーと爆発し今季3勝目へ向け独走態勢に入った。過去に数十回ラウンド経験があるこの富士桜カントリー倶楽部だが、これほどの完璧なラウンドは石川自身も記憶にない。安定感のあるティショットがきっちりフェアウェイをとらえると、切れ味抜群のアイアンショットが次々とチャンスを演出。序盤こそそのチャンスをモノに出来ずにいたが、後半15番から3連続バーディなどで一気にスコアを伸ばしトータル8アンダーの単独首位に立った。
遼の全ストロークを「石川遼1打速報」で振り返る
絶好調の石川の勢いはとどまるところを知らない。この日はショットの安定感が抜群でパーオンを逃したのが7番ショートホールのみ。パーオン率は圧巻の94%、スコアを落としようのないほぼ完璧なラウンドに石川も「まったくストレスがなかったですね」と満足といった様子。唯一といっていいピンチの13番2メートルのパーパットも「余裕を持ってできた」ときっちり沈めてみせ終わってみればノーボギー。ラウンド後はスイングのキレに不満を感じ練習場に直行したが「スコアに関してはこれ以上ない」と合格点を与えた。
スイング自体は絶好調ではなかった。しかし、今季の石川はそのミスが大怪我につながらない。ピンチの場面でも寄せてパーを拾う技術と、正確なショットが中盤戦の躍進を支えている。石川自身も「フックとかスライスの原因のサイドスピンが本当に減った。いいスイングの時はしっかりストレートボールが出ている」と成長を実感。来る日も来る日も練習とトレーニングに明け暮れた積み重ねが、この日ロングホール2つで2オンに成功するなど結果にも現れてきている。
持ち前の飛距離に高い精度を備えつつあるショット、そして好調のパッティングと死角が見あたらない今の石川。また1つギアを上げた17歳が決勝ラウンド全開で逃げ切りをはかる。
山梨県にある富士桜カントリー倶楽部で開催されている、国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」。2日目を終え石川遼が6バーディ・ノーボギーと爆発し今季3勝目へ向け独走態勢に入った。過去に数十回ラウンド経験があるこの富士桜カントリー倶楽部だが、これほどの完璧なラウンドは石川自身も記憶にない。安定感のあるティショットがきっちりフェアウェイをとらえると、切れ味抜群のアイアンショットが次々とチャンスを演出。序盤こそそのチャンスをモノに出来ずにいたが、後半15番から3連続バーディなどで一気にスコアを伸ばしトータル8アンダーの単独首位に立った。
遼の全ストロークを「石川遼1打速報」で振り返る
絶好調の石川の勢いはとどまるところを知らない。この日はショットの安定感が抜群でパーオンを逃したのが7番ショートホールのみ。パーオン率は圧巻の94%、スコアを落としようのないほぼ完璧なラウンドに石川も「まったくストレスがなかったですね」と満足といった様子。唯一といっていいピンチの13番2メートルのパーパットも「余裕を持ってできた」ときっちり沈めてみせ終わってみればノーボギー。ラウンド後はスイングのキレに不満を感じ練習場に直行したが「スコアに関してはこれ以上ない」と合格点を与えた。
スイング自体は絶好調ではなかった。しかし、今季の石川はそのミスが大怪我につながらない。ピンチの場面でも寄せてパーを拾う技術と、正確なショットが中盤戦の躍進を支えている。石川自身も「フックとかスライスの原因のサイドスピンが本当に減った。いいスイングの時はしっかりストレートボールが出ている」と成長を実感。来る日も来る日も練習とトレーニングに明け暮れた積み重ねが、この日ロングホール2つで2オンに成功するなど結果にも現れてきている。
持ち前の飛距離に高い精度を備えつつあるショット、そして好調のパッティングと死角が見あたらない今の石川。また1つギアを上げた17歳が決勝ラウンド全開で逃げ切りをはかる。