＜フジサンケイクラシック　最終日＞◇6日◇富士桜カントリー倶楽部(7,397ヤード・パー71)

　山梨県の富士桜カントリー倶楽部を舞台に開催中の男子ツアー「フジサンケイクラシック」の最終日。3日目を終えて11アンダーで単独首位の石川遼、最終日の前半は思うようにスコアが伸ばせない我慢の展開となった。

　4日間連続のスタートホールバーディが期待されたが、1番はパー。続く2番ではピン左50センチにつけるスーパーショットを放つが、バーディパットを決められずにパー。昨日イーグルをとった3番パー5でも約1.5メートルのバーディパットを決められず、4番でも同じくバーディを決められずにパーが続き、悔しそうに下を向く姿も見られた。上手く流れに乗れずにきた直後の5番、短いパーパットを決められずにボギーが先行してしまう。6番でもパーとし、昨日までほとんどバーディをとってきたパー5でもスコアを伸ばせない。常にバーディを狙う攻めのゴルフが身上の石川には若干ストレスが溜まる展開か。7番から9番もパーとし、前半はノーバーディ・1ボギー、トータル10アンダーの単独首位で前半を終えた。現在2位とは4打差をつけている。