一方の星野は、「気持ちは分かりますけど」と前置きしたうえで、「あまりよろしくないですよね」と回答。ただ、「見たことないプレーだし、面白いといえば面白いですよね」と笑顔の“星野節”で見解を示した。「傾斜が最初に描いたイメージと曲がり幅が変わる」とグリーンの難しさは身をもって知っている。 「ピンから2歩くらいの地点で、もう下りに入るというピンポジションもあった。そこにいくと30ヤードくらい下る」と状況を説明した。
さらに星野は、「あのまま転がっていてもバンカーにはいかなかったと思う。たぶんフェアウェイだったと思うし、普通に下ってアプローチをしたほうが2罰打を受けるより良かった気がします」と、“損”な判断だったのではという見方もする。もちろん損得ではないが、それほど選手に様々なことを感じさせるグリーンだった。
“ゴルフの根底”か、はたまた“ルール”か。実際にプレーをし、ミケルソンと同じ風景を見た選手でも、やはり判断は難しいようだ。(文・間宮輝憲)
さらに星野は、「あのまま転がっていてもバンカーにはいかなかったと思う。たぶんフェアウェイだったと思うし、普通に下ってアプローチをしたほうが2罰打を受けるより良かった気がします」と、“損”な判断だったのではという見方もする。もちろん損得ではないが、それほど選手に様々なことを感じさせるグリーンだった。
“ゴルフの根底”か、はたまた“ルール”か。実際にプレーをし、ミケルソンと同じ風景を見た選手でも、やはり判断は難しいようだ。(文・間宮輝憲)