<ANAオープンゴルフトーナメント 2日目>◇18日◇札幌ゴルフ倶楽部・輪厚コース(7,063ヤード・パー72)
北海道にある札幌ゴルフ倶楽部・輪厚コースで開催されている、国内男子ツアー「ANAオープンゴルフトーナメント」の2日目。石川遼がホスト大会の呪縛をついに解いてみせた。昨年はすべて予選落ちを喫した自身のスポンサー主催のトーナメントで初の予選通過。それどころか首位と4打差の6位タイとホスト大会優勝も狙える位置での決勝ラウンド進出だ。
「石川遼1打速報」で2日目のプレーを振り返る
石川は出だし4番、5番と連続バーディを奪いスコアを伸ばすと、この日も小技が冴え初日からノーボギーのまま前半を6アンダーで折り返す。しかし、10番で今大会初めてのボギーを叩くと、風が強まった後半はなかなかスコアを伸ばせない我慢の展開に。6アンダーで迎えた17番パー5ではバンカーに入ったセカンドが落ち葉にかかる不運もあり、続くバンカーからの3打目をグリーンオーバー。このロングホールはパーとし、最終18番も2メートルのバーディパットを外しパー。それでも「ドライバーもかなり良くなってきたし、手ごたえを感じることができた」と表情は明るい。予選の呪縛から解かれた明日、大爆発の予感を感じさせて2日目を終えた。
「最後のパーパットを決めた瞬間に心の中ですごい大きなガッツポーズをしました。これで次のホスト大会からある程度の余裕が生まれるかな」そんなそぶりも見せずこの日も好プレーでギャラリーを沸かせていたが、18歳を迎えたばかりの石川の心には今年こそという思いがプレッシャーとなって重くのしかかっていたようだ。昨年まではホストトーナメントということをそこまでナーバスに考えていなかった。「スポンサーからもいつものようにやってくれれば良いと声をかけていただいていて」それに甘えた訳ではないが当時17歳の石川にそこまで気をまわす余裕がなかった。
しかし、「ミズノオープンよみうりクラシック」でミズノ契約の鈴木亨とラウンドした際、鈴木が「ホストだから予選は通らないと」と口にしていたことをきっかけに石川の心にも「ホストが大会を盛り上げていこう」という気持ちが芽生え、ホスト大会に対するモチベーションが高まった。「数10社と契約させていただいて、世界中どこにいっても現地の会社の方がいてくれて安心感を与えてくれる。長く契約させていただいているスポンサーもありますし頭が上がらないですね」とサポートしてくれるスポンサーへ感謝は尽きない。今回の予選通過でようやく恩返しが1つできたが、まだまだこんなもので終わるつもりはない。首位とは4打差、ホスト大会に逆転優勝で最高の花を添える。
北海道にある札幌ゴルフ倶楽部・輪厚コースで開催されている、国内男子ツアー「ANAオープンゴルフトーナメント」の2日目。石川遼がホスト大会の呪縛をついに解いてみせた。昨年はすべて予選落ちを喫した自身のスポンサー主催のトーナメントで初の予選通過。それどころか首位と4打差の6位タイとホスト大会優勝も狙える位置での決勝ラウンド進出だ。
「石川遼1打速報」で2日目のプレーを振り返る
石川は出だし4番、5番と連続バーディを奪いスコアを伸ばすと、この日も小技が冴え初日からノーボギーのまま前半を6アンダーで折り返す。しかし、10番で今大会初めてのボギーを叩くと、風が強まった後半はなかなかスコアを伸ばせない我慢の展開に。6アンダーで迎えた17番パー5ではバンカーに入ったセカンドが落ち葉にかかる不運もあり、続くバンカーからの3打目をグリーンオーバー。このロングホールはパーとし、最終18番も2メートルのバーディパットを外しパー。それでも「ドライバーもかなり良くなってきたし、手ごたえを感じることができた」と表情は明るい。予選の呪縛から解かれた明日、大爆発の予感を感じさせて2日目を終えた。
「最後のパーパットを決めた瞬間に心の中ですごい大きなガッツポーズをしました。これで次のホスト大会からある程度の余裕が生まれるかな」そんなそぶりも見せずこの日も好プレーでギャラリーを沸かせていたが、18歳を迎えたばかりの石川の心には今年こそという思いがプレッシャーとなって重くのしかかっていたようだ。昨年まではホストトーナメントということをそこまでナーバスに考えていなかった。「スポンサーからもいつものようにやってくれれば良いと声をかけていただいていて」それに甘えた訳ではないが当時17歳の石川にそこまで気をまわす余裕がなかった。
しかし、「ミズノオープンよみうりクラシック」でミズノ契約の鈴木亨とラウンドした際、鈴木が「ホストだから予選は通らないと」と口にしていたことをきっかけに石川の心にも「ホストが大会を盛り上げていこう」という気持ちが芽生え、ホスト大会に対するモチベーションが高まった。「数10社と契約させていただいて、世界中どこにいっても現地の会社の方がいてくれて安心感を与えてくれる。長く契約させていただいているスポンサーもありますし頭が上がらないですね」とサポートしてくれるスポンサーへ感謝は尽きない。今回の予選通過でようやく恩返しが1つできたが、まだまだこんなもので終わるつもりはない。首位とは4打差、ホスト大会に逆転優勝で最高の花を添える。