<ANAオープンゴルフトーナメント 3日目>◇19日◇札幌ゴルフ倶楽部・輪厚コース(7,063ヤード・パー72)
北海道にある札幌ゴルフ倶楽部・輪厚コースで開催されている、国内男子ツアー「ANAオープンゴルフトーナメント」の3日目。ホストを務めるトーナメントで初の予選突破を果たし1年越しの呪縛を解いた石川遼だったが、この日は1バーディ・3ボギーと精彩を欠く内容。ホスト初予選突破の勢いに乗れずトータル4アンダーの23位タイに後退してしまった。
石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る
これまで優勝争いをしたトーナメントでは3日目に足踏みをする傾向にあり、石川自身もそれを自覚していた。それだけに気合いを入れて臨んだはずだったが、やはり今大会も3日目が鬼門となった。スタートからバーディチャンスにつけながらモノに出来ずパーセーブが続く。5番パー5でこの日初のバーディを奪いようやく目を覚ますかに思われたが、結局バーディはこの1つのみ。難関の8番でボギーを叩くと、ハーフターン後も11番、13番とボギーを叩きジリジリと後退。4打差からスタートした首位の背中が遠のいてしまう。
ショットはピンに絡み、幾度となくチャンスは訪れたが肝心のパットが絶不調。約2メートル以内のパットはことごとくカップを外れ、浮上のきっかけをつかめないままホールだけが消化されていった。思うような方向に打ち出せていなかった事に加え、「風が強くてグリーンが硬くなっているという先入観があった。実際はまだ柔らかかった」というグリーンコンディションの読み間違いもあり、ボールを打ち切れずショートする場面もしばしば。「入る気がまったくしなかった」とラウンドを終えがっくりと肩を落とした石川に、現在平均パットツアー1位の“凄み”は見られなかった。
ラウンド後の練習で不調の原因はパッティングの際のボール位置が遠すぎたことに気がつき、「明日は大丈夫だと思います」と語ったが、首位の谷口徹との差は12ストローク。逆転優勝を狙うにはあまりにも大きな差がついてしまった。それでも、今季は賞金王争いも頭にあり「1打でも、1つでも順位良く上がろうというモチベーションがある」とあきらめるつもりはない。今年最後の北海道でのトーナメントを笑顔で締めくくるべく、石川は最後まで上を向く。
北海道にある札幌ゴルフ倶楽部・輪厚コースで開催されている、国内男子ツアー「ANAオープンゴルフトーナメント」の3日目。ホストを務めるトーナメントで初の予選突破を果たし1年越しの呪縛を解いた石川遼だったが、この日は1バーディ・3ボギーと精彩を欠く内容。ホスト初予選突破の勢いに乗れずトータル4アンダーの23位タイに後退してしまった。
石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る
これまで優勝争いをしたトーナメントでは3日目に足踏みをする傾向にあり、石川自身もそれを自覚していた。それだけに気合いを入れて臨んだはずだったが、やはり今大会も3日目が鬼門となった。スタートからバーディチャンスにつけながらモノに出来ずパーセーブが続く。5番パー5でこの日初のバーディを奪いようやく目を覚ますかに思われたが、結局バーディはこの1つのみ。難関の8番でボギーを叩くと、ハーフターン後も11番、13番とボギーを叩きジリジリと後退。4打差からスタートした首位の背中が遠のいてしまう。
ショットはピンに絡み、幾度となくチャンスは訪れたが肝心のパットが絶不調。約2メートル以内のパットはことごとくカップを外れ、浮上のきっかけをつかめないままホールだけが消化されていった。思うような方向に打ち出せていなかった事に加え、「風が強くてグリーンが硬くなっているという先入観があった。実際はまだ柔らかかった」というグリーンコンディションの読み間違いもあり、ボールを打ち切れずショートする場面もしばしば。「入る気がまったくしなかった」とラウンドを終えがっくりと肩を落とした石川に、現在平均パットツアー1位の“凄み”は見られなかった。
ラウンド後の練習で不調の原因はパッティングの際のボール位置が遠すぎたことに気がつき、「明日は大丈夫だと思います」と語ったが、首位の谷口徹との差は12ストローク。逆転優勝を狙うにはあまりにも大きな差がついてしまった。それでも、今季は賞金王争いも頭にあり「1打でも、1つでも順位良く上がろうというモチベーションがある」とあきらめるつもりはない。今年最後の北海道でのトーナメントを笑顔で締めくくるべく、石川は最後まで上を向く。