＜アジアパシフィック パナソニックオープン　最終日＞◇27日◇城陽カントリー倶楽部(7,064ヤード・パー71)

　京都府にある城陽カントリー倶楽部で開催された「アジアパシフィック パナソニックオープン」の最終日。1オーバー30位タイでスタートした石川遼は4バーディ・5ボギーとスコアを1つ落としたものの、各選手が難コースに苦しんだため順位を上げてホールアウト。トータル2オーバー16位タイで4日間を終えた。

遼、後半パットが決まらず伸び悩むも30位タイに浮上！

　ラフにつければノーチャンス。狭いフェアウェイと硬いグリーンにこの日も苦しんだが、最後は石川らしいプレーでギャラリーを沸かせた。

　OUTスタートの1番パー5でいきなりバーディを奪ったが、2番でティショットをバンカーに入れてボギー。5番パー5で2オンに成功すると、イーグルこそならなかったがしっかりバーディパットを沈め再びトータルイーブンに。目標にしていたトータルアンダーパーまであと一歩だったが、なかなか次のバーディがこない。そうこうしている間に8、9番で連続ボギー。「イーブンまでいったのにボギーでつまづいた」と悔やんだ石川は前半を1オーバー、トータル2オーバーで折り返した。

　後半はさらに試練のラウンドが続く。リベンジに燃えた難易度の高い12番でこの日もボギーを叩くと、13番でも強気のパットが裏目に出て3パットのボギー。16番までチャンスらしいチャンスをつくれずに1オンも可能な17番を迎えた。