プロゴルファーのマネジメント会社のJOYX(ジョイックス)が主催する第10回「JOYXオープン」が7月1日、兵庫県のJOYXゴルフ倶楽部上月コースで行われた。左肩痛でレギュラーツアーを欠場していた藤本佳則が1イーグル・6バーディ・1ボギーの「65」で回り、競技復帰初戦で優勝を飾った。2打差の2位には増田伸洋が入った。
【連続写真】アマの“手羽先”とは違う! 藤本佳則のドライバースイング
「選手に戦う場を作る」ことを目的にJOYXが“手作り”で開催する今大会。シード選手らツアーで戦うトッププロをはじめ、予選会を勝ち抜いたプロ、アマチュアが参加する1日競技である。毎年実力者が揃うが、今年は歴代賞金王の伊澤利光、小田孔明、今季2勝を挙げてブレークしている秋吉翔太、そして、武藤俊憲、片岡大育、小鯛竜也ら11人のシード選手、14人のツアー優勝経験者が出場した。
ツアー級の顔ぶれの大会を制した藤本は、今年の「日本プロゴルフ選手権」で谷口徹とのプレーオフに敗れた。実は、そのプレーオフでラフから打った時に「上がらなくなった」と左肩を負傷していた。翌週の「関西オープン」は1ラウンドの途中で棄権し、以後は戦線離脱。PRP療法など治療を行い、1カ月以上安静にしていた。「ゴルフクラブを握ったのは先週です。それでもショットもパットもよくて、ピンチもなく、スコアをまとめられました」と”試運転”ながら優勝を遂げた。
「(左肩痛は)無理をすれば試合に出られたとは思いますが、(優勝をしたことで)休むという決断をして良かったと思います」と体調の不安もなくなり、次週の「長嶋茂雄インビテーショナル セガサミーカップ」からレギュラーツアーに復帰する。
表彰式ではJOYXの社長で、大会実行委員長の前村直昭氏から優勝トロフィーを受け取った。「複雑な気分ですよね」と笑う藤本。JOYXの契約選手であると同時に、前村氏がエースキャディを務める間柄だ。「今度はツアーで優勝して直さん(前村氏)と一緒にトロフィーを掲げられるようにがんばります」。2013年以来、5年ぶりのツアーVに弾みをつけるとともに複雑な優勝となった。
【連続写真】アマの“手羽先”とは違う! 藤本佳則のドライバースイング
「選手に戦う場を作る」ことを目的にJOYXが“手作り”で開催する今大会。シード選手らツアーで戦うトッププロをはじめ、予選会を勝ち抜いたプロ、アマチュアが参加する1日競技である。毎年実力者が揃うが、今年は歴代賞金王の伊澤利光、小田孔明、今季2勝を挙げてブレークしている秋吉翔太、そして、武藤俊憲、片岡大育、小鯛竜也ら11人のシード選手、14人のツアー優勝経験者が出場した。
ツアー級の顔ぶれの大会を制した藤本は、今年の「日本プロゴルフ選手権」で谷口徹とのプレーオフに敗れた。実は、そのプレーオフでラフから打った時に「上がらなくなった」と左肩を負傷していた。翌週の「関西オープン」は1ラウンドの途中で棄権し、以後は戦線離脱。PRP療法など治療を行い、1カ月以上安静にしていた。「ゴルフクラブを握ったのは先週です。それでもショットもパットもよくて、ピンチもなく、スコアをまとめられました」と”試運転”ながら優勝を遂げた。
「(左肩痛は)無理をすれば試合に出られたとは思いますが、(優勝をしたことで)休むという決断をして良かったと思います」と体調の不安もなくなり、次週の「長嶋茂雄インビテーショナル セガサミーカップ」からレギュラーツアーに復帰する。
表彰式ではJOYXの社長で、大会実行委員長の前村直昭氏から優勝トロフィーを受け取った。「複雑な気分ですよね」と笑う藤本。JOYXの契約選手であると同時に、前村氏がエースキャディを務める間柄だ。「今度はツアーで優勝して直さん(前村氏)と一緒にトロフィーを掲げられるようにがんばります」。2013年以来、5年ぶりのツアーVに弾みをつけるとともに複雑な優勝となった。