梅雨も明けていよいよ夏本番。連日30度を超える猛暑が予想されるなか、夏休みに避暑地である北海道にゴルフ旅行を計画している方も多いのではないだろうか。そんなときに気になるのが、北海道のゴルフ場に多く見られる“洋芝”だ。
【関連写真】初日は中止ですが…セガサミーカップの会場も洋芝を使用
日本のコースに多い高麗芝や野芝などの和芝とは異なった性質を持つ洋芝。それに対応した打ち方が求められる。例えばフェアウェイの場合。和芝は、葉が太くて固いためボールが浮くのに対し、洋芝は葉が細くて柔らかいためボールが沈む。そのため和芝では多少手前から入ってもある程度飛ばすことができるが、洋芝の場合は全くボールが飛ばなくなる。
ラフでも同じようにボールが沈むため、「和芝よりも脱出が難しい」とプロでも苦戦を強いられていることも。そこで洋芝のザ・ノースカントリーゴルフクラブで行われている「長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ」に出場している選手たちに、攻略法を聞いてみた。
フェアウェイからのショットについて、説明してくれたのは賞金ランク1位につける時松隆光。「洋芝の場合、ボールがファアウェイにあっても沈んでいる感じがあるので、いつもよりも上からクラブを入れてターフをしっかり取るイメージで打っています」と話すが、アマチュアにとってはその「ターフをしっかり取る」のが難しいものである。「アマチュアの方へのアドバイスとしては、絶対に右足体重にならないことですかね。左足にしっかりと体重を乗せてあげること。ちょっと極端なくらいでもいいと思います。洋芝のターフの取れる感覚はとても気持ちいいので、ぜひ体験して欲しいですね」とエールをくれた。
「洋芝は沈むぶん、クラブヘッドにからまりやすかったり、ボールを引っかけやすかったりするので、そこをしっかり計算しています」という稲森佑貴は、アマチュアに向けてマネジメントのアドバイス。「フェアウェイでもロングアイアンなどは抜けにくいので、スコアを意識するなら得意な距離までレイアップして刻むことも重要です。あとはウッド系のソール面積が広いクラブは和芝よりも難しくなるので、(抜けやすい)アイアン系が多く入ったセッティングにすることも1つの手だと思いますよ」。
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日本のコースに多い高麗芝や野芝などの和芝とは異なった性質を持つ洋芝。それに対応した打ち方が求められる。例えばフェアウェイの場合。和芝は、葉が太くて固いためボールが浮くのに対し、洋芝は葉が細くて柔らかいためボールが沈む。そのため和芝では多少手前から入ってもある程度飛ばすことができるが、洋芝の場合は全くボールが飛ばなくなる。
ラフでも同じようにボールが沈むため、「和芝よりも脱出が難しい」とプロでも苦戦を強いられていることも。そこで洋芝のザ・ノースカントリーゴルフクラブで行われている「長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ」に出場している選手たちに、攻略法を聞いてみた。
フェアウェイからのショットについて、説明してくれたのは賞金ランク1位につける時松隆光。「洋芝の場合、ボールがファアウェイにあっても沈んでいる感じがあるので、いつもよりも上からクラブを入れてターフをしっかり取るイメージで打っています」と話すが、アマチュアにとってはその「ターフをしっかり取る」のが難しいものである。「アマチュアの方へのアドバイスとしては、絶対に右足体重にならないことですかね。左足にしっかりと体重を乗せてあげること。ちょっと極端なくらいでもいいと思います。洋芝のターフの取れる感覚はとても気持ちいいので、ぜひ体験して欲しいですね」とエールをくれた。
「洋芝は沈むぶん、クラブヘッドにからまりやすかったり、ボールを引っかけやすかったりするので、そこをしっかり計算しています」という稲森佑貴は、アマチュアに向けてマネジメントのアドバイス。「フェアウェイでもロングアイアンなどは抜けにくいので、スコアを意識するなら得意な距離までレイアップして刻むことも重要です。あとはウッド系のソール面積が広いクラブは和芝よりも難しくなるので、(抜けやすい)アイアン系が多く入ったセッティングにすることも1つの手だと思いますよ」。