<コカ・コーラ東海クラシック 3日目>◇3日◇三好カントリー倶楽部 西コース(7,310ヤード・パー72)
流れが来た。愛知県にある三好カントリー倶楽部で開催されている、国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」。この日第2ラウンドの残りと第3ラウンドを行い、3ラウンド目に6つスコアを伸ばした石川遼がトータル11アンダーで単独首位に浮上した。
「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る
石川は前日から持ち越した2ラウンド目の続きを16番からスタート。16番こそボギーとするも続く17番、18番と「すごく良いショットが打てた」とショットに手応え。インターバルの間にその感覚を入念に確認すると迎えた第3ラウンドで猛スパートが始まった。出だしの2番、3番を連続バーディとすると、切れ味抜群のアイアンショットが次々とピンに絡む。6番こそアプローチミスからボギーを叩いたが、直後の7番ロングで2オンからバーディ、8番ショートでは約20ヤードを直接放り込みチップインバーディ。8アンダーで前半を終える。
後半に入ると風も強まりショットが思うようにチャンスにつかなくなったが、今季成長をみせた安定感抜群のショートゲームで危なげないゴルフを展開。12番、15番のロングで確実にバーディを奪うと、2日間共にボギーの難関16番もバーディとしトータル11アンダーでホールアウト。3日目から勝負カラーの赤を身にまとった18歳が持ち前の爆発力を名古屋のファンに見せつけた。
「今日はもったいないミスはなかった」「VanaH杯KBCオーガスタ」では首位で最終日を迎えながら最後は1打に泣いた。「あの時1打の重さを痛感した。“初日のあのパットが”とか後から後から悔しい思いが湧き上がってきた」この苦い経験があるからもう一打たりとも無駄にはしない。その思いを胸にプレーした1打1打の積み重ねがこの絶好の位置につながっている。この日は上位にいるときはスコアを落としがちな“鬼門”の3日目。以前は「どんな気持ちでプレーすればいいかわからない」と迷いを口にしていたが、どんなプレーをすればいいのかではなく「ただ1打1打に最善をつくす」この気の持ちようが鬼門突破の唯一の答えだった。
流れが来た。愛知県にある三好カントリー倶楽部で開催されている、国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」。この日第2ラウンドの残りと第3ラウンドを行い、3ラウンド目に6つスコアを伸ばした石川遼がトータル11アンダーで単独首位に浮上した。
「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る
石川は前日から持ち越した2ラウンド目の続きを16番からスタート。16番こそボギーとするも続く17番、18番と「すごく良いショットが打てた」とショットに手応え。インターバルの間にその感覚を入念に確認すると迎えた第3ラウンドで猛スパートが始まった。出だしの2番、3番を連続バーディとすると、切れ味抜群のアイアンショットが次々とピンに絡む。6番こそアプローチミスからボギーを叩いたが、直後の7番ロングで2オンからバーディ、8番ショートでは約20ヤードを直接放り込みチップインバーディ。8アンダーで前半を終える。
後半に入ると風も強まりショットが思うようにチャンスにつかなくなったが、今季成長をみせた安定感抜群のショートゲームで危なげないゴルフを展開。12番、15番のロングで確実にバーディを奪うと、2日間共にボギーの難関16番もバーディとしトータル11アンダーでホールアウト。3日目から勝負カラーの赤を身にまとった18歳が持ち前の爆発力を名古屋のファンに見せつけた。
「今日はもったいないミスはなかった」「VanaH杯KBCオーガスタ」では首位で最終日を迎えながら最後は1打に泣いた。「あの時1打の重さを痛感した。“初日のあのパットが”とか後から後から悔しい思いが湧き上がってきた」この苦い経験があるからもう一打たりとも無駄にはしない。その思いを胸にプレーした1打1打の積み重ねがこの絶好の位置につながっている。この日は上位にいるときはスコアを落としがちな“鬼門”の3日目。以前は「どんな気持ちでプレーすればいいかわからない」と迷いを口にしていたが、どんなプレーをすればいいのかではなく「ただ1打1打に最善をつくす」この気の持ちようが鬼門突破の唯一の答えだった。