＜コカ・コーラ東海クラシック　最終日＞◇4日◇三好カントリー倶楽部　西コース(7,310ヤード・パー72)

　愛知県にある三好カントリー倶楽部で開催されている、国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」。第3ラウンドで単独首位に立った石川遼は最終ラウンド前半でスコアを3つ伸ばし単独首位をキープしている。

　石川は1番パー4で2打目でグリーンを外して奥のラフにボールを入れるも、そこからのアプローチをねじ込みチップインバーディ。最高のスタートを切った。続く2番パー5では3打目のアプローチを1.5メートルに寄せ連続バーディ。3番から6番までをパーでしのぐとスコアが動いたのは7番パー5。2オンに成功し、イーグルは逃すもののきっちりバーディを奪取。8番パー3ではティショットをラフに入れ、アプローチはピンまで5メートルと長いパーパットを残すがこれを決めピンチをしのぐ。パットが好調な石川はスコアを崩すことなく前半を3バーディ・ノーボギーとし、トータル14アンダーでバックナインに入った。

　2位の池田勇太は前半4バーディ・2ボギーのトータル12アンダー。石川が2打のリードを保って逃げ切るか、それとも後半池田が追いつくのか、試合は最後まで目が離せない展開になってきた。