<日本オープンゴルフ選手権競技 1日目>◇15日◇武蔵カントリークラブ・豊岡コース(7,083ヤード・パー72)
初日から7,000人を超えるギャラリーを集めた武蔵カントリークラブ・豊岡コースで、国内男子メジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」が開幕。「まずは第一関門突破」大ギャラリーが見守る日本最高峰の舞台で、石川遼が上々のスタートを切った。
「石川遼1打速報」で初日の全ストロークを振り返る
石川は出だしの2番でアプローチを寄せきれずボギーを叩く苦しい立ち上がり。しかし、5番でこの日初のバーディを奪うと続く6番ロングでもバーディを奪いジリジリと上位に浮上する。しかし、9番パー3で3パットのボギーを叩くと、ハーフターン後の10番ロングでは2オンに成功しながらまたも3パットでパーとショットは好調ながらグリーン上で苦しみスコアを伸ばせない。それでも、イーブンパーで迎えた13番ロングではこの日2度目の2オンに成功しバーディ、15番ではティショットをバンカーに入れるも、そこから2メートルにつけバーディを奪取。初日を5バーディ・3ボギーと出入りの激しい内容ながら、2アンダーの10位タイと好位置で終えている。
たった1度の練習ラウンドを終えて、ドライバーでの真っ向勝負を宣言していた石川はその言葉通りのゴルフを披露。序盤はティショットがぶれてラフにつかまることが多かったが、「フェアウェイが狭いので“真っ直ぐ行かなきゃいけない”と自分を追い込まないでいこうと思った」と少々のブレにナーバスになりすぎることなくドライバーを振り続けた。その石川が唯一ティショットで刻んだのが距離の短いパー4の15番。ピンが手前に切ってあったため3番アイアンでのティショットを選択したがボールはバンカーへ。以前ならば“やはりドライバーでいけば良かった”と後悔していたが、自信を持って選択した攻め方に後悔はなし。気落ちすることなくそこからバーディを奪ってみせた。
硬く止まらない砲台グリーンを相手にがむしゃらに攻めるだけではなく、時には刻んでバーディを獲る。攻め一辺倒で2位をもぎ取った昨年大会から、米ツアーへの挑戦、さらに今季4勝など様々な経験をしたことで攻めのバリエーションは飛躍的に増えている。練習ラウンドも多く出来なかったが、初日でコースの感触はしっかりと掴んだ。地面が乾きドンドン難易度が増していくメジャー仕様のモンスターコースを、世界をうならせた技術と想像力で完全攻略してみせる。
初日から7,000人を超えるギャラリーを集めた武蔵カントリークラブ・豊岡コースで、国内男子メジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」が開幕。「まずは第一関門突破」大ギャラリーが見守る日本最高峰の舞台で、石川遼が上々のスタートを切った。
「石川遼1打速報」で初日の全ストロークを振り返る
石川は出だしの2番でアプローチを寄せきれずボギーを叩く苦しい立ち上がり。しかし、5番でこの日初のバーディを奪うと続く6番ロングでもバーディを奪いジリジリと上位に浮上する。しかし、9番パー3で3パットのボギーを叩くと、ハーフターン後の10番ロングでは2オンに成功しながらまたも3パットでパーとショットは好調ながらグリーン上で苦しみスコアを伸ばせない。それでも、イーブンパーで迎えた13番ロングではこの日2度目の2オンに成功しバーディ、15番ではティショットをバンカーに入れるも、そこから2メートルにつけバーディを奪取。初日を5バーディ・3ボギーと出入りの激しい内容ながら、2アンダーの10位タイと好位置で終えている。
たった1度の練習ラウンドを終えて、ドライバーでの真っ向勝負を宣言していた石川はその言葉通りのゴルフを披露。序盤はティショットがぶれてラフにつかまることが多かったが、「フェアウェイが狭いので“真っ直ぐ行かなきゃいけない”と自分を追い込まないでいこうと思った」と少々のブレにナーバスになりすぎることなくドライバーを振り続けた。その石川が唯一ティショットで刻んだのが距離の短いパー4の15番。ピンが手前に切ってあったため3番アイアンでのティショットを選択したがボールはバンカーへ。以前ならば“やはりドライバーでいけば良かった”と後悔していたが、自信を持って選択した攻め方に後悔はなし。気落ちすることなくそこからバーディを奪ってみせた。
硬く止まらない砲台グリーンを相手にがむしゃらに攻めるだけではなく、時には刻んでバーディを獲る。攻め一辺倒で2位をもぎ取った昨年大会から、米ツアーへの挑戦、さらに今季4勝など様々な経験をしたことで攻めのバリエーションは飛躍的に増えている。練習ラウンドも多く出来なかったが、初日でコースの感触はしっかりと掴んだ。地面が乾きドンドン難易度が増していくメジャー仕様のモンスターコースを、世界をうならせた技術と想像力で完全攻略してみせる。