<日本オープンゴルフ選手権競技 2日目>◇16日◇武蔵カントリークラブ・豊岡コース(7,083ヤード・パー72)
埼玉県にある武蔵カントリークラブ・豊岡コースで開催されている、国内男子メジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」。初日10位タイと上々の滑り出しを見せていた石川遼だったが、メジャー制覇への道はやはり厳しかった。序盤から安定しないティショットに苦しめられ11番でボギー、12番でバーディを奪うも、13番でもボギーを叩きスコアを伸ばせない。その悪い流れのまま迎えた17番、18番でも連続ボギーを叩き前半だけで3つスコアを落とし1オーバーに後退する。
「石川遼1打速報」で2日目の全ストロークを振り返る
後半何とか巻き返したい所だったが、ハーフターン直後の1番ティショットは隣のホールまで飛び込む大スライス。ここは何とかパーをセーブしたものの、相棒のドライバーに不安を残す。続く2番でバーディを奪うも、3番ショートで再びトラブル。ティショットがグリーン手前の深いラフに落ちると「ラフがあの一角だけニラみたいだった。固くて長くてヘッドが全く抜けなかった」というアプローチは10センチほどしか進まずまたもラフへ。結局3オン2パットでダブルボギーとしスコアを2オーバーまで落としてしまう。
連戦に次ぐ連戦、さらに米国への遠征も重なりさすがの18歳の体も限界が近かった。この日は7時31分スタートとあって木曜は20時半に就寝。睡眠を十分にとって万全で臨んだはずだったが、石川自身も「体がフラつくこともあった」と疲れを自覚していたことを告白。そのわずかなタイミングのズレがショットに大きな影響を及ぼし再三ピンチを招いた。しかし、ダブルボギー直後の4番でセカンドをベタピンにつけバーディを奪うと、5番、6番、7番もピンチから執念のパーセーブを続けスコアを落とさない。「“疲れた”とか“眠いな”とか考えたらダメになっていたと思う」ゴルフへの強い気持ちだけが石川の体を動かしていた。
終盤8番では耐え切れずボギーを叩いたものの、初日の貯金と2日目終盤の粘りがきいてトータル2オーバーで予選を通過。38位タイまで後退してしまったが「まだまだあきらめる位置じゃない。明日次第で優勝争いも出来ると思う」と石川の眼にまだあきらめの色はない。「今日しっかり休めば明日は大丈夫。落ち着いて余裕もってやりたい」首位とは6打差がついてしまったがこの舞台は何が起こるかわからない「日本オープン」。最後まで勝利を信じて勝負のムービングデーに挑む。
埼玉県にある武蔵カントリークラブ・豊岡コースで開催されている、国内男子メジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」。初日10位タイと上々の滑り出しを見せていた石川遼だったが、メジャー制覇への道はやはり厳しかった。序盤から安定しないティショットに苦しめられ11番でボギー、12番でバーディを奪うも、13番でもボギーを叩きスコアを伸ばせない。その悪い流れのまま迎えた17番、18番でも連続ボギーを叩き前半だけで3つスコアを落とし1オーバーに後退する。
「石川遼1打速報」で2日目の全ストロークを振り返る
後半何とか巻き返したい所だったが、ハーフターン直後の1番ティショットは隣のホールまで飛び込む大スライス。ここは何とかパーをセーブしたものの、相棒のドライバーに不安を残す。続く2番でバーディを奪うも、3番ショートで再びトラブル。ティショットがグリーン手前の深いラフに落ちると「ラフがあの一角だけニラみたいだった。固くて長くてヘッドが全く抜けなかった」というアプローチは10センチほどしか進まずまたもラフへ。結局3オン2パットでダブルボギーとしスコアを2オーバーまで落としてしまう。
連戦に次ぐ連戦、さらに米国への遠征も重なりさすがの18歳の体も限界が近かった。この日は7時31分スタートとあって木曜は20時半に就寝。睡眠を十分にとって万全で臨んだはずだったが、石川自身も「体がフラつくこともあった」と疲れを自覚していたことを告白。そのわずかなタイミングのズレがショットに大きな影響を及ぼし再三ピンチを招いた。しかし、ダブルボギー直後の4番でセカンドをベタピンにつけバーディを奪うと、5番、6番、7番もピンチから執念のパーセーブを続けスコアを落とさない。「“疲れた”とか“眠いな”とか考えたらダメになっていたと思う」ゴルフへの強い気持ちだけが石川の体を動かしていた。
終盤8番では耐え切れずボギーを叩いたものの、初日の貯金と2日目終盤の粘りがきいてトータル2オーバーで予選を通過。38位タイまで後退してしまったが「まだまだあきらめる位置じゃない。明日次第で優勝争いも出来ると思う」と石川の眼にまだあきらめの色はない。「今日しっかり休めば明日は大丈夫。落ち着いて余裕もってやりたい」首位とは6打差がついてしまったがこの舞台は何が起こるかわからない「日本オープン」。最後まで勝利を信じて勝負のムービングデーに挑む。