<日本オープンゴルフ選手権競技 最終日>◇18日◇武蔵カントリークラブ・豊岡コース(7,083ヤード・パー72)
国内男子メジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」は石川遼、小田龍一、今野康晴による三つ巴のプレーオフに突入。18番の繰り返しで行われた2ホール目で小田がバーディを奪いメジャータイトルでツアー初優勝を達成した。
「すがすがしい」石川遼、すべてを出し切りプレーオフで散る!
敗れた今野はこれで2005年の「ANAオープン」で深堀圭一郎に敗れて以来、プロ転向後プレーオフは6戦全敗。今季も「VanaH杯KBCオーガスタ」で池田勇太に敗れており2度目のプレーオフでの敗退となる。ホールアウト後の会見で今野は「何敗目ですかね」と苦笑い。「今までの中では手応えあったんだけど。プレーオフで手応えあってもねぇ」とあまりの相性の悪さになかばあきらめ気味だ。
それでもこの日は出だしこそ2つのボギーでスコアを落とすも、7番でバーディを奪うとそこからナイスカムバック。後半は10番、15番、16番とバーディを奪い同組の石川遼と渡り合った。続く17番でもチャンスにつけ完全に今野に流れが傾いたかに見えたが、石川に先に長いバーディパットを決められると今野は2メートルのバーディパットを決めきれずパー。結局この1打が明暗を分けプレーオフで敗退。「あれを入れておけば…」苦手のプレーオフを戦わずに勝利を手にしていた可能性もあっただけに、悔やんでも悔やみきれないといった様子だった。
しかし、この日のプレーは2005年の「サントリーオープン」以来のツアー7勝目がもうすぐそこまで来ていることを感じさせるものだった。歴史的名勝負を見届けた約1万7千人のギャラリーの心には、今野の粘りのゴルフが感動と共にしっかりと刻まれたはずだ。
国内男子メジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」は石川遼、小田龍一、今野康晴による三つ巴のプレーオフに突入。18番の繰り返しで行われた2ホール目で小田がバーディを奪いメジャータイトルでツアー初優勝を達成した。
「すがすがしい」石川遼、すべてを出し切りプレーオフで散る!
敗れた今野はこれで2005年の「ANAオープン」で深堀圭一郎に敗れて以来、プロ転向後プレーオフは6戦全敗。今季も「VanaH杯KBCオーガスタ」で池田勇太に敗れており2度目のプレーオフでの敗退となる。ホールアウト後の会見で今野は「何敗目ですかね」と苦笑い。「今までの中では手応えあったんだけど。プレーオフで手応えあってもねぇ」とあまりの相性の悪さになかばあきらめ気味だ。
それでもこの日は出だしこそ2つのボギーでスコアを落とすも、7番でバーディを奪うとそこからナイスカムバック。後半は10番、15番、16番とバーディを奪い同組の石川遼と渡り合った。続く17番でもチャンスにつけ完全に今野に流れが傾いたかに見えたが、石川に先に長いバーディパットを決められると今野は2メートルのバーディパットを決めきれずパー。結局この1打が明暗を分けプレーオフで敗退。「あれを入れておけば…」苦手のプレーオフを戦わずに勝利を手にしていた可能性もあっただけに、悔やんでも悔やみきれないといった様子だった。
しかし、この日のプレーは2005年の「サントリーオープン」以来のツアー7勝目がもうすぐそこまで来ていることを感じさせるものだった。歴史的名勝負を見届けた約1万7千人のギャラリーの心には、今野の粘りのゴルフが感動と共にしっかりと刻まれたはずだ。