<ブリヂストンオープン 3日目>◇24日◇袖が浦カンツリークラブ・袖が浦コース(7,138ヤード・パー72)
千葉県にある袖が浦カンツリークラブ・袖が浦コースで開催されている、国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」の3日目。“2日間で10アンダー”を目標にムービングサタデーのラウンドに挑んだ石川遼だったが、その目標に近づくことはなく、ストレスばかりが溜まる18ホールとなった。
「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る
石川は出だしの2番でカラーからパターでねじ込みバーディを奪うも、この日はティショットが安定せず思うようにフェアウェイをとらえることが出来ない。何とかしのいでいたが、この日初めてフェアウェイをとらえた7番でボギーを叩くと、その後も右に左に大きく曲がるショットに苦しみパーオンすらままならない不安定なゴルフ。13番で2つ目のボギーを叩き迎えた15番でチップインバーディを決めるも石川に笑顔はなし。結局トータル2アンダーは変わらず、順位は40位タイに後退してしまった。
奪った2つのバーディはいずれもグリーン外からねじこんだもの。チャンスらしいチャンスはほとんどなく、ドライバーが曲がり林の中からセカンドを打つという光景がリプレイのように繰り返された。「良いところがなかなか無くて。なんとかスコアを落とさずにすんだ、しいて言えばそれくらいですかね」と語り、苦しんだ3日目のラウンドに肩を落とした。安定感を欠いたスイングはタメを意識して新しいことに挑戦している段階で、「すぐに成果がでる状態ではない」と割り切っているためそこまでナーバスになってはいない。しかし、スコアを伸ばさなければいけない大事な日に、思うように伸ばしていけないストレスがこの日の石川には終始つきまとった。
3日目を終えてスタート時は8だった首位との差は11ストロークに広がり、逆転優勝の可能性は限りなくゼロに近くなってしまった。それでも上位にいる片山晋呉、池田勇太との賞金王争いも絡んでくるだけに、現在賞金ランキング首位の男がこのまま下位に沈んだまま終わるわけにはいかない。頂点に届かなくとも3日間たまりにたまったうっぷんを最終日の爆発で晴らしてみせる。
千葉県にある袖が浦カンツリークラブ・袖が浦コースで開催されている、国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」の3日目。“2日間で10アンダー”を目標にムービングサタデーのラウンドに挑んだ石川遼だったが、その目標に近づくことはなく、ストレスばかりが溜まる18ホールとなった。
「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る
石川は出だしの2番でカラーからパターでねじ込みバーディを奪うも、この日はティショットが安定せず思うようにフェアウェイをとらえることが出来ない。何とかしのいでいたが、この日初めてフェアウェイをとらえた7番でボギーを叩くと、その後も右に左に大きく曲がるショットに苦しみパーオンすらままならない不安定なゴルフ。13番で2つ目のボギーを叩き迎えた15番でチップインバーディを決めるも石川に笑顔はなし。結局トータル2アンダーは変わらず、順位は40位タイに後退してしまった。
奪った2つのバーディはいずれもグリーン外からねじこんだもの。チャンスらしいチャンスはほとんどなく、ドライバーが曲がり林の中からセカンドを打つという光景がリプレイのように繰り返された。「良いところがなかなか無くて。なんとかスコアを落とさずにすんだ、しいて言えばそれくらいですかね」と語り、苦しんだ3日目のラウンドに肩を落とした。安定感を欠いたスイングはタメを意識して新しいことに挑戦している段階で、「すぐに成果がでる状態ではない」と割り切っているためそこまでナーバスになってはいない。しかし、スコアを伸ばさなければいけない大事な日に、思うように伸ばしていけないストレスがこの日の石川には終始つきまとった。
3日目を終えてスタート時は8だった首位との差は11ストロークに広がり、逆転優勝の可能性は限りなくゼロに近くなってしまった。それでも上位にいる片山晋呉、池田勇太との賞金王争いも絡んでくるだけに、現在賞金ランキング首位の男がこのまま下位に沈んだまま終わるわけにはいかない。頂点に届かなくとも3日間たまりにたまったうっぷんを最終日の爆発で晴らしてみせる。