当初は今季国内開幕戦の「東建ホームメイトカップ」での復帰を目指したが、スタート前に断念。5月の「日本プロゴルフ選手権大会」でも練習ラウンドに姿を見せたが、「状態はまだ50(%)。いけると思って来ましたが、どうしても違和感が…」と再び開幕前に会場を後にした。この日本プロの時は、「すさまじい球が飛んでボールが何個あっても足らない。練習ラウンドの前半だけで10個は無くしました」と思わず苦笑いを浮かべる状態だったという。
かつての姿からは信じられない状態にもめげず、現在は毎日球を打ち、週3回のトレーニングを自らに課すまでに回復を見せている。それでも練習と違い、試合後には炎症が出ることもある。それでも、「100ラウンドの練習より、1試合の方がプロとして学ぶものは多い」という気持ちで、今後は試合出場にこだわっていくつもりだ。
今後のツアー復帰の目標を、8月23日開幕の「RIZAP KBCオーガスタ」に定めていることも明かした矢野。そこまでに「群馬県オープン」(8月5日)、「京都・滋賀オープン」(8月7日)に出場し、状態をあげていく青写真を描いている。今年4月の「岐阜オープン」は5ホールで棄権したが、宮城の地で1年2カ月ぶりとなる18ホール完走は自信につながる。
「あと1カ月でどれほど変わるか。復帰のために手術後からずっと続けてきたから」。矢野は必死に歯をくいしばり、自らの居場所に戻るための戦いを続けている。(文・間宮輝憲)
かつての姿からは信じられない状態にもめげず、現在は毎日球を打ち、週3回のトレーニングを自らに課すまでに回復を見せている。それでも練習と違い、試合後には炎症が出ることもある。それでも、「100ラウンドの練習より、1試合の方がプロとして学ぶものは多い」という気持ちで、今後は試合出場にこだわっていくつもりだ。
今後のツアー復帰の目標を、8月23日開幕の「RIZAP KBCオーガスタ」に定めていることも明かした矢野。そこまでに「群馬県オープン」(8月5日)、「京都・滋賀オープン」(8月7日)に出場し、状態をあげていく青写真を描いている。今年4月の「岐阜オープン」は5ホールで棄権したが、宮城の地で1年2カ月ぶりとなる18ホール完走は自信につながる。
「あと1カ月でどれほど変わるか。復帰のために手術後からずっと続けてきたから」。矢野は必死に歯をくいしばり、自らの居場所に戻るための戦いを続けている。(文・間宮輝憲)