<ブリヂストンオープン 最終日>◇25日◇袖が浦カンツリークラブ・袖が浦コース(7,138ヤード・パー72)
千葉県にある袖が浦カンツリークラブ・袖が浦コースで開催された、国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」。ここまで3日間は不安定なショットに苦しみ、2アンダーと平凡なスコアに終わっていた石川遼だったが、最終日に意地をみせた。この日はINスタートとなった石川、スイングは切り返しのタメを意識して新しいことにチャレンジしており「すぐに成果がでる状態ではない」と語っていたが、この3日間で手応えはしっかり掴んでいた。
「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る
この日は「体をねじってトップの位置を深めにとる」ことを意識したという石川。フェアウェイキープ率が最下位に沈んだ3日目とは打って変わって序盤から安定したショットを繰り出すと、13番でバーディ、16番では4日間で初めて左サイドに生えている御神木越えに成功しバーディ。17番ボギーとするも18番では約260ヤードのセカンドショットをピン手前3メートルにつけ今大会2つ目のイーグルを奪取。ハーフターン後も攻撃の手を休めず3つのバーディなどでスコアを伸ばすと、最終9番でも約260ヤードをピン奥4メートルに2オン。2つ目のイーグルはならなかったがバーディで締めトータル7アンダーでホールアウト。3日間の反省をしっかりと生かし、最終日大ギャラリーの前で進化した姿をみせた。
石川は5つスコアを伸ばした最終日のラウンドに「時すでに遅しみたいな言葉がピッタリですね」と苦笑い。下位からのスタートとなっていたが「スイングは徐々に良くなってきていたので楽しみだった」とモチベーションは下がっていなかった。結局今大会は20位タイと優勝争いに絡むことなく終了。しかし、苦しみながら取り組んだ新たなチャレンジが実を結びつつあることは常に成長を臨む18歳にとってなによりも大きいはずだ。「これで終わりじゃない、来週につながると思います」次戦はプロとしてツアー初優勝を果たした「マイナビABCチャンピオンシップ」、そしてタイガー・ウッズ(米国)ら世界の列強が待つ「WGC-HSBCチャンピオンズ」と石川にとって大きな試合が続く。新たな取り組みでスイングに自信を深めた石川が、大舞台でまた劇的なドラマを描きだす。
【最終結果】
優勝:池田勇太(-18)
2位:久保谷健一(-16)
3位:片山晋呉(-15)
4位:岩田寛(-14)
5位T:富田雅哉(-12)
5位T:宮里優作(-12)
7位T:桑原克典(-11)
7位T:小田龍一(-11)
7位T:小林正則(-11)
7位T:横尾要(-11)
千葉県にある袖が浦カンツリークラブ・袖が浦コースで開催された、国内男子ツアー「ブリヂストンオープン」。ここまで3日間は不安定なショットに苦しみ、2アンダーと平凡なスコアに終わっていた石川遼だったが、最終日に意地をみせた。この日はINスタートとなった石川、スイングは切り返しのタメを意識して新しいことにチャレンジしており「すぐに成果がでる状態ではない」と語っていたが、この3日間で手応えはしっかり掴んでいた。
「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る
この日は「体をねじってトップの位置を深めにとる」ことを意識したという石川。フェアウェイキープ率が最下位に沈んだ3日目とは打って変わって序盤から安定したショットを繰り出すと、13番でバーディ、16番では4日間で初めて左サイドに生えている御神木越えに成功しバーディ。17番ボギーとするも18番では約260ヤードのセカンドショットをピン手前3メートルにつけ今大会2つ目のイーグルを奪取。ハーフターン後も攻撃の手を休めず3つのバーディなどでスコアを伸ばすと、最終9番でも約260ヤードをピン奥4メートルに2オン。2つ目のイーグルはならなかったがバーディで締めトータル7アンダーでホールアウト。3日間の反省をしっかりと生かし、最終日大ギャラリーの前で進化した姿をみせた。
石川は5つスコアを伸ばした最終日のラウンドに「時すでに遅しみたいな言葉がピッタリですね」と苦笑い。下位からのスタートとなっていたが「スイングは徐々に良くなってきていたので楽しみだった」とモチベーションは下がっていなかった。結局今大会は20位タイと優勝争いに絡むことなく終了。しかし、苦しみながら取り組んだ新たなチャレンジが実を結びつつあることは常に成長を臨む18歳にとってなによりも大きいはずだ。「これで終わりじゃない、来週につながると思います」次戦はプロとしてツアー初優勝を果たした「マイナビABCチャンピオンシップ」、そしてタイガー・ウッズ(米国)ら世界の列強が待つ「WGC-HSBCチャンピオンズ」と石川にとって大きな試合が続く。新たな取り組みでスイングに自信を深めた石川が、大舞台でまた劇的なドラマを描きだす。
【最終結果】
優勝:池田勇太(-18)
2位:久保谷健一(-16)
3位:片山晋呉(-15)
4位:岩田寛(-14)
5位T:富田雅哉(-12)
5位T:宮里優作(-12)
7位T:桑原克典(-11)
7位T:小田龍一(-11)
7位T:小林正則(-11)
7位T:横尾要(-11)