＜杜の都仙台チャリティプロアマトーナメント 最終日◇30日◇杜の都ゴルフ倶楽部(7,233ヤード・パー72)＞

宮城県・杜の都GCで開催された日本ゴルフツアー機構（JGTO）のツアー外競技「杜の都仙台チャリティプロアマトーナメント」最終日。今大会で約2ケ月ぶりの実戦復帰となった片山晋呉は5バーディ・ノーボギーの「67」でラウンドし、トータル6アンダー・3位でフィニッシュした。

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5月に行われた「日本ツアー選手権森ビルカップ」のプロアマ戦で招待客に不愉快と感じさせる対応をし、制裁金30万円に加え、厳重注意処分をくだされた片山。6月15日には自身の公式ホームページでトーナメント出場の自粛を発表。今大会が約2ケ月ぶりとなる公の場でのラウンドだった。

「（自粛期間中は）やることが多くて、練習はほとんどできなかった」と“突貫工事”で宮城に乗り込んだが、初日に1アンダー、最終日に5アンダーと連日の好プレー。「2日間いい緊張感のなかでゴルフができた」と久々の実戦を喜んだ。

それでも、「状態はよくなったけど、感覚はまだまだ。ムリせず、ムリせずという気持ちでラウンドした」と2ケ月のブランクは大きいようだ。「地方でこうやって大会を開いてもらえるのはありがたい。それに協力できることは嬉しい」。次戦は地方大会「札幌オープン」に出場を予定している片山。ツアー復帰戦の「RIZAP KBCオーガスタ」（8月23日〜26日）までに調整を重ねる構えだ。