先日の北陸オープンでは、2日間で6000人のギャラリーが集結。その現場ではこんな事を感じたという。「僕の耳に『富山でこれだけギャラリーが入るんだ』という声が聞こえた。トーナメントが普段行われていない地域だからこそ、たくさんの人たちが集まることを感じました」。そして、このゴルフの試合を求めている人々の声が、石川の背中を後押しする。
今大会後には新潟でのフューチャーGOLFツアーを迎える。第1戦の広島、第2戦の岡山は、西日本を襲った集中豪雨の影響で延期となり、新潟が実質的な開幕戦となる。“ゴルフ版地方巡業”ともいえる大会では、「まだ正式に募集などもしないといけない段階ですが、自分の案としては、トーナメントが何年も開催されていない地域を優先・率先して回っていきたい」と今後の展開に思いをはせている。
そして石川は「夢」として、こんな思いを明かした。「47都道府県すべてでトッププロが出るゴルフの大会を開催すること。1試合でもいいし、レギュラーツアーじゃなくてもいいから、それを自分が生きている間に実現できたらいいなと思います」。そして、そのために「選手は大会を盛り上げる責任がある。プレーの向上はもちろん、ツアーとして人を育てることもしっかりとやりたい」と選手会長、そして日本ゴルフツアー機構(JGTO) 副会長としての意思を示した。男子ゴルフの人気回復を目指し、そして自らが抱く夢を現実にするためにも、これからも日本全国を飛び回り、ゴルフの魅力を選手一丸となって伝えていく。(文・間宮輝憲)
今大会後には新潟でのフューチャーGOLFツアーを迎える。第1戦の広島、第2戦の岡山は、西日本を襲った集中豪雨の影響で延期となり、新潟が実質的な開幕戦となる。“ゴルフ版地方巡業”ともいえる大会では、「まだ正式に募集などもしないといけない段階ですが、自分の案としては、トーナメントが何年も開催されていない地域を優先・率先して回っていきたい」と今後の展開に思いをはせている。
そして石川は「夢」として、こんな思いを明かした。「47都道府県すべてでトッププロが出るゴルフの大会を開催すること。1試合でもいいし、レギュラーツアーじゃなくてもいいから、それを自分が生きている間に実現できたらいいなと思います」。そして、そのために「選手は大会を盛り上げる責任がある。プレーの向上はもちろん、ツアーとして人を育てることもしっかりとやりたい」と選手会長、そして日本ゴルフツアー機構(JGTO) 副会長としての意思を示した。男子ゴルフの人気回復を目指し、そして自らが抱く夢を現実にするためにも、これからも日本全国を飛び回り、ゴルフの魅力を選手一丸となって伝えていく。(文・間宮輝憲)