今季、「関西オープン」でプロ初優勝を飾った蝉川泰果。現在パーオン率5位(72.917%)の切れ味鋭いアイアンショットを武器としているが、「松山英樹プロのような懐の深い姿勢を作ること」を意識しているという。ゴルフ雑誌ALBA870号の巻頭特集『アイアン、飛んで止まる高い球を打つ!』で蝉川本人が“止まる”アイアンショットのコツを語っている。
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パーオン率5位の蝉川泰果に聞く “止まる”アイアンのコツは「腹筋締めダウン」
ゴルフ雑誌ALBA870号の巻頭特集『アイアン、飛んで止まる高い球を打つ!』で蝉川本人が“止まる”アイアンショットのコツを語っている。
配信日時:2023年6月12日 11時36分
今季、「関西オープン」でプロ初優勝を飾った蝉川泰果。現在パーオン率5位(72.917%)の切れ味鋭いアイアンショットを武器としているが、「松山英樹プロのような懐の深い姿勢を作ること」を意識しているという。ゴルフ雑誌ALBA870号の巻頭特集『アイアン、飛んで止まる高い球を打つ!』で蝉川本人が“止まる”アイアンショットのコツを語っている。
「上からヘッドを入れて、ハンドファーストの形でボールをとらえるために、重視しているのが体幹の安定。体幹が安定しないと上体が伸び上がってダフリにつながるからです」。
蝉川といえば、ドライバーでもアイアンでもダウンスイングからフォローにかけて頭が沈み込み、伸び上がることはない。インパクトに向かって伸び上がり、手元が浮く一般ゴルファーとは真逆の動きと言ってもいい。切り返し後にギュッと腹筋に力を入れることで体幹が安定し、インパクトでは猫背のような姿勢で前傾角度をキープできる。結果、ダウンブローに入れられて、ぶ厚い当たりとなる。
もうひとつ、蝉川が意識しているのは“お尻”だ。「トップでは右尻、インパクトでは左尻で体重を受け止めるようにすると、前傾が保ちやすくなり、ダウンブローで入れられます」。バックスイングで頭の位置を保とうとして手先だけで上げてしまうと、オーバースイングになりやすい。上体をしっかり捻転して下半身から切り返すためには、右尻でしっかり体重を受け止めることが大切となる。
ダウンブローに上からクラブを入れようとすると、どうしても手先で軌道を作りがち。腹筋やお尻といった大きな筋肉を使わないと、スピンの利いた止まる高い球は打てないのだ。
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