国内男子ツアーがいよいよ「東建ホームメイトカップ」から開幕する。今季のフル出場権を獲得した昨年の賞金ランキング68位までの選手が主力となり、シーズンが幕を開ける。そんなツアーを彩る選手たちのデータを様々な観点からチェック。今回は生涯獲得賞金を探ってみた。
シーズンごとの賞金ランキングとは別に、国内男子ツアーの公式サイトでは通算で稼いだ賞金がランキング化された「生涯獲得賞金」の順位が公表されている。
現在その1位に立っているのが、永久シードを保持するジャンボこと尾崎将司。国内ツアー通算94勝、生涯獲得賞金は26億8883万6653円となっている。
続いて2位につけているのが、同じく永久シードを持ち、ツアー通算31勝を挙げる片山晋呉だ。生涯獲得賞金は22億8337万7451円で、ジャンボとの差は約4億円だ。
それでは、今年の賞金シード選手の生涯獲得賞金を見てみよう。通算19勝で12億9738万4409円の谷原秀人(同8位)がトップ。2番手には通算18勝で、12億1400万4291円の石川遼(同9位)、3番手には通算7勝の宮里優作(同19位)で9億1551万7964円となっている。4番手には通算9勝で7億7374万8120円の今平周吾(同28位)、5番手に通算5勝で7億853万1997円の岩田寛(同38位)が続いている。
ちなみに、石川は2019年の最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で優勝し、生涯獲得賞金が10億円を突破。28歳82日での10億円突破は史上最速で、池田勇太が持っていた31歳269日を更新した。
【生涯獲得ランキングトップ10】
1位:尾崎将司(26億8883万6653円)
2位:片山晋呉(22億8337万7451円)
3位:谷口徹(16億6652万2661円)
4位:中嶋常幸(16億6495万3541円)
5位:尾崎直道(15億4560万9713円)
6位:藤田寛之(15億3835万0082円)
7位:池田勇太(13億3187万6616円)
8位:谷原秀人(12億9738万4409円)
9位:石川遼(12億1400万4291円)
10位:宮本勝昌(11億8605万5503円)
【生涯獲得賞金10億円突破時年齢・大会】
1位:石川遼 28歳82日(2019年・ゴルフ日本シリーズJTカップ)
2位:池田勇太 31歳269日(2017年・ANAオープン)
3位:片山晋呉 33歳89日(2006年・中日クラウンズ)
4位:谷原秀人 37歳335日(2016年・日本オープン)