<フジサンケイクラシック 事前情報◇30日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7424ヤード・パー70>
28日に行われたマンデートーナメント(主催者推薦選考会)を2アンダーでトップ通過を果たしたアマチュアの出利葉太一郎(いでりは・たいちろう)。日大4年でJGAナショナルチームのメンバーでもある22歳は、名門・富士桜で今年初のレギュラーツアーに出場する。
中島啓太、蝉川泰果に続け! 日大4年・出利葉太一郎がツアー史上7人目のアマチュアVへ
マンデートーナメントで出利葉太一郎(日大4年)がツアープロたちを押しのけてトップ通過。本戦に臨む意気込みを聞いた。
配信日時:2023年8月30日 07時48分
<フジサンケイクラシック 事前情報◇30日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7424ヤード・パー70>
28日に行われたマンデートーナメント(主催者推薦選考会)を2アンダーでトップ通過を果たしたアマチュアの出利葉太一郎(いでりは・たいちろう)。日大4年でJGAナショナルチームのメンバーでもある22歳は、名門・富士桜で今年初のレギュラーツアーに出場する。
マンデートーナメントでのプレーは、グリーン上で苦労したようで「先週出場した日本学生選手権(鳥取県・大山GC)では重たいグリーンでパターを打っていて、今週はすごく速くて硬いグリーンで困惑した。前半は守りにいくじゃないですけど、しっかりとインパクトができていなかった。でも後半はしっかりインパクトをしようと心がけけると、吹っ切れていいプレーができました」と振り返る。
2021年大会では予選落ちした出利葉。コースの印象を聞いてみると「グリーン周りのラフは本当に難しくて、ロストボールになるのではないかというぐらい深いです。基本入れたくないし、入れないようなマネジメントをしていないとダメなのかなと思います」と警戒を強める。
そんな出利葉の武器は、身長180cm・体重87kgと恵まれた体格を生かしたドライバーショット。飛距離はキャリーで295ヤードとプロと競っても引けを取らないが「飛距離を求めているわけではなくて、どっちかというと、その幅に打ちたいというのが大きい。トレーニングだったり、打ち方だったり、いろいろな面が積み重なって、結果的に飛距離が出ている。飛距離が自慢ということではない」と冷静に語る。
出利葉の1学年上である中島啓太、蝉川泰果がアマチュアでツアーVを果たし、日大の同期でゴルフ部のキャプテンを務める杉浦悠太はレギュラーツアーで優勝争いを演じるなど同世代の活躍が目立つ。その中でも中島は、21年の「日本アマチュアゴルフ選手権」で一緒にプレーして以来、アドバイスをもらうなど親密に連絡を取り合う仲。受け答えや振る舞いを含めて、出利葉が目標とする選手だ。
「もちろん焦る気持ちはあるのですけど、いろんなことにチャレンジをして、自分の形を作っている段階なので、いつか結果は出てくると思う。アマチュアで優勝をしている選手がお手本のようにいるので、僕もそれに続きたい」。中島啓太、蝉川泰果に続くツアー史上7人目のアマチュアVを目指す。(文・神吉孝昌)
この記事のタグ
記事に関連するリーダーボード
関連記事
フジサンケイクラシック
フジサンケイクラシックのニュース
- 金谷拓実がモンスターコース富士桜を攻略「慣れたクラブが好き」【勝者のギア】
- 「ごちそうさまです」ローアマを獲得した19歳の中野麟太朗 プロふたりから学んだことは?
- 初トップ10入りでリランキング急浮上 米国生まれの大砲・伴真太郎って誰だ?
- ランクトップ浮上で立てた誓い「賞金王を取りにいく」 タフな富士桜を戦い切った金谷拓実が今季2勝目
- 5パットのトリも…“真のモンスター”の「洗礼」浴びた石川遼 次戦に向け「しっかり自己分析を」
JGTOツアー 週間アクセスランキング
ツアー別に見る
全ツアーTOP | JLPGA (国内女子) |
JGTO (国内男子) | LPGA (米国女子) |
PGA (米国男子) | DP World (欧州男子) |
Asian | LIV GOLF |
ステップアップ | ネクストヒロイン |
PGAシニア | ABEMA |
アマチュア・他 | LADY GO CUP |