マレットパターに頼らなくていいコーライグリーンなんです 藤田寛之
コーライグリーンといえば、芝目がきつく、ボールがスムーズに転がらないのが特徴。そのため、国内ツアーで唯一コーライグリーンを使用する本大会では、わざわざマレットタイプのパターを使う選手がいたほどだ。ツアーデビュー以来、ピンタイプのパターにこだわりを持ち続ける藤田寛之も例外ではなかった。ところが、2年ほど前から同大会でもいつもと同じようにピンタイプのパターを使っている。聞けば、開催コースである芥屋ゴルフ倶楽部では徹底した管理によって、コーライグリーンでも滑らかな転がりを見せる状態に仕上げたという。ある意味ベントグリーンよりも状態はいいとどの選手も口にする。職人気質の藤田がマレットタイプを使わなくなったことが、一番の証明だろう。