「こんなに興奮するんだと思った」
2019年の「日本プロゴルフ選手権」で2016年「KBCオーガスタ」以来のツアー通算15勝目を挙げた石川遼。3年ぶりの劇的優勝に興奮を隠しきれなかった。
台風の影響で初日は中止。最終日に36ラウンドを行う変則日程で行われた。予選を首位タイで通過した石川だが第3ラウンドの前半でスコアを落とし、一時は20位前後まで後退。「挑戦者の気持ちでやろう」と切り替えると再び優勝戦線に浮上。71ホール目の17番(パー3)で首位のハン・ジュンゴン(韓国)がまさかのダブルボギーで並ぶと、18番(パー5)は互いにバーディでプレーオフに突入。
18番(パー5)で行われたプレーオフ1ホール目、互いに2オンに成功。先にイーグルパットを外したジュンゴンに対して、石川は4メートルのイーグルパットをど真ん中から沈めた。その瞬間、両手を高々と掲げ、雄叫びを上げる。自然と涙も込み上げてきた。「途中で僕の優勝はないと思った方もいるかもしれません(笑)。挑戦者の気持ちを持ってやれば自分でもできると、本当にいい経験になりました。ありがとうございます」と何度も感謝を口にした。
表彰式を終えても関係者やファンなど多くの人からの祝福が絶えない。すっかり暗くなったクラブハウスに戻りながら、「ゴルフってこんなことがあるんですね。やってきて本当によかった。こんなに興奮するんだ」。これまで数々の劇的な優勝を見せてきたが、3年ぶりの栄光に改めて優勝する喜びをかみしめた。
2019年の「日本プロゴルフ選手権」で2016年「KBCオーガスタ」以来のツアー通算15勝目を挙げた石川遼。3年ぶりの劇的優勝に興奮を隠しきれなかった。
台風の影響で初日は中止。最終日に36ラウンドを行う変則日程で行われた。予選を首位タイで通過した石川だが第3ラウンドの前半でスコアを落とし、一時は20位前後まで後退。「挑戦者の気持ちでやろう」と切り替えると再び優勝戦線に浮上。71ホール目の17番(パー3)で首位のハン・ジュンゴン(韓国)がまさかのダブルボギーで並ぶと、18番(パー5)は互いにバーディでプレーオフに突入。
18番(パー5)で行われたプレーオフ1ホール目、互いに2オンに成功。先にイーグルパットを外したジュンゴンに対して、石川は4メートルのイーグルパットをど真ん中から沈めた。その瞬間、両手を高々と掲げ、雄叫びを上げる。自然と涙も込み上げてきた。「途中で僕の優勝はないと思った方もいるかもしれません(笑)。挑戦者の気持ちを持ってやれば自分でもできると、本当にいい経験になりました。ありがとうございます」と何度も感謝を口にした。
表彰式を終えても関係者やファンなど多くの人からの祝福が絶えない。すっかり暗くなったクラブハウスに戻りながら、「ゴルフってこんなことがあるんですね。やってきて本当によかった。こんなに興奮するんだ」。これまで数々の劇的な優勝を見せてきたが、3年ぶりの栄光に改めて優勝する喜びをかみしめた。