「俺は太平洋を越えたと思ったら和歌山だった」
2021年のマスターズを制した松山英樹。米国男子ツアーで初めてシーズン複数回優勝を遂げたのは2016―17シーズン。メジャーでは「全米オープン」で2位タイ、「全米プロゴルフ選手権」で5位タイに入り、世界ランキングは自己最高の2位まで上がった時期でもある。
17年11月、「ダンロップフェニックス」で約1年ぶりに国内男子ツアーに出場した。予選ラウンドは13年以来、4年ぶりにジャンボ尾崎と同組となった。初日の前日午後に会場入りしたジャンボの元に松山が訪れた。
もちろんジャンボも松山の世界での活躍を知っている。松山を見るなり、「同じ四国(ジャンボは徳島県、松山は愛媛県出身)でもたいしたもんだよ。俺は太平洋を越えたと思ったけど和歌山だったからな(笑)。和歌山とアメリカじゃ、全然違うよ。ワハハハ」と笑い飛ばした。
その真意はこうだ。「俺は日本しか見てなかったけど、あいつは世界を見ている。時代の流れで違うとはいえ、たいしたもんだ」。ジャンボ自身も海外の試合には参戦した経験も数多くあるが軸足は国内だった。しっかりと海を渡り“世界の舞台”で活躍していることを称えた。
世界といってもジャンボの時代とは違うともいう。「ゴルフはアメリカの中でもメジャーなスポーツになっている。他の種目や競技をやっても通用するような体格とか運動能力のある選手がいっぱいいる。世界中のゴルフがものすごくレベルが上がっているし、飛距離も伸びている。その世界についていくのに本人(松山)もいろんな努力をし、体を鍛えながら、練習をしながらあの厳しいところでやっているよ」。
国内で112勝を誇るジャンボは、メジャーを中心に海外の試合に参戦することもあったが、納得のいく成績は残せていない。しかも、当時よりもレベルが上がっている舞台で、たゆまぬ努力で進化を続ける若武者に目を細めていた。
2021年のマスターズを制した松山英樹。米国男子ツアーで初めてシーズン複数回優勝を遂げたのは2016―17シーズン。メジャーでは「全米オープン」で2位タイ、「全米プロゴルフ選手権」で5位タイに入り、世界ランキングは自己最高の2位まで上がった時期でもある。
17年11月、「ダンロップフェニックス」で約1年ぶりに国内男子ツアーに出場した。予選ラウンドは13年以来、4年ぶりにジャンボ尾崎と同組となった。初日の前日午後に会場入りしたジャンボの元に松山が訪れた。
もちろんジャンボも松山の世界での活躍を知っている。松山を見るなり、「同じ四国(ジャンボは徳島県、松山は愛媛県出身)でもたいしたもんだよ。俺は太平洋を越えたと思ったけど和歌山だったからな(笑)。和歌山とアメリカじゃ、全然違うよ。ワハハハ」と笑い飛ばした。
その真意はこうだ。「俺は日本しか見てなかったけど、あいつは世界を見ている。時代の流れで違うとはいえ、たいしたもんだ」。ジャンボ自身も海外の試合には参戦した経験も数多くあるが軸足は国内だった。しっかりと海を渡り“世界の舞台”で活躍していることを称えた。
世界といってもジャンボの時代とは違うともいう。「ゴルフはアメリカの中でもメジャーなスポーツになっている。他の種目や競技をやっても通用するような体格とか運動能力のある選手がいっぱいいる。世界中のゴルフがものすごくレベルが上がっているし、飛距離も伸びている。その世界についていくのに本人(松山)もいろんな努力をし、体を鍛えながら、練習をしながらあの厳しいところでやっているよ」。
国内で112勝を誇るジャンボは、メジャーを中心に海外の試合に参戦することもあったが、納得のいく成績は残せていない。しかも、当時よりもレベルが上がっている舞台で、たゆまぬ努力で進化を続ける若武者に目を細めていた。