宮里聖志、宮里藍、堀川未来夢のチームブリヂストンが9日、ジャパンゴルフフェア(パシフィコ横浜)に登場。メインステージでスペシャルトークショーを行い、新シーズンに向けての意気込みを語った。
『ゴルフを長く続けるためには?』というテーマでは、体のケアの重要性を説いた3人。堀川はストレッチを念入りに行っているというが、それ以上に愛する“あいつ”の話になると口が回る。
「サウナが大好き。体のリフレッシュにも脳のリフレッシュにもなって、すっきりさせてくれる。1日の食事、睡眠以外の3分の1くらいはサウナで過ごしているかもしれない」。今年はすでに「80回以上」も訪れているといい、これは1日1回では足りない超ハイペース。これには宮里兄妹も驚きの声を上げたが、「沖縄は水風呂がぬるいんです(笑)」と宮里らの地元の話題を差し込み軽快に返した。
先週はアジアンツアー「ニュージーランドオープン」に出場し、21位に入った。「かなりケアレスミスばかりだった。ドライバーショットで練習不足が招いたようなミスが出たり、3パットもあった。でも決め所で入れてバーディを獲れていたので調子はいいですね」。体を休めるオフはここから開幕戦に向けて徐々にギアを入れていく。
メジャー2勝を含む通算4勝を飾る実力者だが、これらすべての勝利は6月以降のもの。「あまり前半戦を得意としていない」と春先に苦手意識も持つが、目標を達成するためにはそうは言っていられない。「自分の賞金ランクのベストが4位だったので、3、2、1位に行けたらうれしい。でもそんなに簡単ではないと思うので頑張ります」。「日本プロ」を含む2勝を挙げた2022年の自分を超えることを目指していく。
賞金ランク1~3位にはDPワールド(欧州)ツアーの出場資格が与えられ、もちろん魅力的なもの。そのためにもスタートダッシュが肝心になる。「賞金王を目指すなら、前半戦から活躍しないと。終盤戦だけではランキングを上げられない。開幕から調整できるように」と意気込み、残りわずかの日々でしっかり準備を進めていく。