<フジサンケイクラシック 事前情報◇30日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7424ヤード・パー70>
昨季、国内男子下部のABEMAツアーを主戦場としていた26歳の櫛山勝弘(くしやま・かつひろ)。今季はQTランキング170位でABEMAツアーの出場はここまで2試合に留まっている。むしろレギュラーツアーの出場数のほうが今大会で4試合目と多い。「今年はマンデーを通過することができているんです」。28日(月)に行われたマンデートーナメント(主催者推薦選考会)でイーブンパーの4位タイで本戦への出場を決めた。
櫛山勝弘はマンデー突破で掴んだ今季4戦目のレギュラーで“神”頼み!? 「目標は上位フィニッシュ」
櫛山勝弘がマンデー突破で今年4度目のレギュラーツアー出場。信頼できる高校の先輩、神佳郎氏を相棒に上位フィニッシュを目指す。
配信日時:2023年8月30日 22時30分
<フジサンケイクラシック 事前情報◇30日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7424ヤード・パー70>
昨季、国内男子下部のABEMAツアーを主戦場としていた26歳の櫛山勝弘(くしやま・かつひろ)。今季はQTランキング170位でABEMAツアーの出場はここまで2試合に留まっている。むしろレギュラーツアーの出場数のほうが今大会で4試合目と多い。「今年はマンデーを通過することができているんです」。28日(月)に行われたマンデートーナメント(主催者推薦選考会)でイーブンパーの4位タイで本戦への出場を決めた。
櫛山は千葉県出身で専修大学ゴルフ部出身。かつて片山晋呉や北田瑠衣を指導し、米山剛のシニアツアー優勝をサポートしていた谷将貴コーチに教わっている。
マンデー突破については「ティショットがフェアウェイにおけたことが大きいです。ショットの調子がいいので頑張りたいです」と話す。昨年は不調の1年を過ごしたが、「練習の始まりと終わりにハーフスイングを必ずするようにして、徐々にショットがよくなりました」とスイングの基本ドリルを改めて取り入れた。それで「安心して振れるようになった」という。
例年より難しいといわれる富士桜カントリー倶楽部。グリーンは速く硬く仕上がっていて、ラフからのショットは止まらない。そのラフもクラブヘッドが抜きづらいほど長く重い。「難しいセッティングではありますが、4日間戦い切れるように、相棒の神先輩と頑張りたいと思います」と、神佳郎(じん・よしろう)氏に急きょキャディを頼んだ。
櫛山は高校時代、千葉県の名門・拓殖大学紅陵ゴルフ部で3年間を過ごした。同校出身プロゴルファーには、現在ツアー休養中の成田美寿々がいる。そして、キャディを務める神氏は、同校のひとつ上の先輩で学生時代に切磋琢磨していた仲だ。神氏は普段、ゴルフ場でキャディをしており、何度かツアーでのキャディ経験もある。
後輩をサポートする先輩は「久しぶりのツアーキャディなので、4日間バテずに、選手に担がせないように頑張ります(笑)」と冗談をいうと、櫛山は「これ本気ですよ(笑)」と返し、ふたりはその場で笑い合う。今回が初タッグとなるが、おそらくプレー中もこんなふうに櫛山を和ませるのだろう。
櫛山は今年のレギュラーツアー初戦「関西オープン」では予選落ち。「ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント」では決勝ラウンドの進んで66位タイ、「日本プロゴルフ選手権」でも4日間戦って61位タイと、思うような成績は出ていない。自身で勝ち取った4戦目のレギュラーツアーは、「まずは予選通過ですが、目標は上位フィニッシュ」とふたりは顔を見合わせてうなづいた。(文・高木彩音)
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