18日、日本ゴルフツアー機構(JGTO)が2025年の国内男子ツアー日程を発表した。このなかには、実業家の前澤友作氏の名前が冠についた「前澤杯 MAEZAWA CUP」が開催されることも決定。賞金総額は国内男女最高額となる最大4億円と設定された。これはプロアマ参加権を一般販売し、その収益がもとになる。国内最大級のビッグトーナメントが産声を上げる。
会場は千葉県のMZ GOLF CLUBで、開幕2戦目の4月24日から27日と4日間の日程で行われる。ファッション通販大手『ZOZO』創業者である前澤氏は、ゴルフ好きなことでも有名。2019年から米国男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」の日本開催にも注力した過去がある。その後、社長を退任し、同大会は契約満了により2024年で終了することが決まった。
来季の国内男子ツアーは前澤氏の冠試合のほか、「リシャール・ミル チャリティペアマッチ&トーナメント」、「ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント」、「ISPS HANDA 秋の決戦・どこまでバーディー取れるんだトーナメント」の4試合増。一方、「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」、「For The Players By The Players」、「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」、「横浜ミナトChampionship~Fujiki Centennial~」と減少も4試合あった。これにより、今年の開催実績を維持する24試合が行われる。
苦境に立たされる男子ツアーだが、“話題の人物”の参入が人気回復の突破口となるのか。