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過去62回でジャンボと青木だけ 前年覇者の稲森佑貴がクラウンズ連覇に挑む

前回覇者の稲森佑貴が、過去にジャンボ尾崎と青木功しか達成していない「中日クラウンズ」連覇に挑む。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2023年4月26日 17時39分

稲森佑貴が中日クラウンズ連覇に挑む
稲森佑貴が中日クラウンズ連覇に挑む (撮影:佐々木啓)

<中日クラウンズ 事前情報◇26日◇名古屋ゴルフ倶楽部和合コース(愛知県)◇6557ヤード・パー70>
 
ディフェンディングチャンピオンの稲森佑貴が和合に帰ってきた。昨年は首位と2打差の3位タイで最終日をスタートして8バーディ・1ボギーの「63」で逆転優勝。「日本オープン」以外の試合では初めてのタイトルとなった。

和合コース攻略法について聞かれたチャンピオンは「1番ホールをパーで切り抜けること。油断したら簡単にボギーが来ちゃうので、全然パーでもOKかなと」とスタートホールをポイントに挙げる。370ヤードと距離が短い1番パー4は、昨年のホール難易度は15番目とそこまで難しいホールではない。稲森は昨年、第2ラウンド以外はすべてバーディでスタート。スコアは初日から「64」「71」「66」「63」と、その第2ラウンド以外ではアンダーパーを記録している。
 
1番ホールのマネジメントは「ティショットはスプーンかクリーク。セカンドショットは40ヤードとか中途半端な距離を残すより、常に90~100ヤードくらいがちょうどいいのかな。逆に止められるので」と話す。
 
そして、過去62回でジャンボ尾崎と青木功だけが達成している連覇については、「やっぱりグリーン周りじゃないですかね。グリーンを外したときにいかにパーセーブできるかどうか。基本は手前から。奥にこぼしたら和合は厳しい」とスコアを落とさないマネジメントを重要視している。7季連続1位に輝いている高いフェアウェイキープ率から始まる稲森のマネジメントはツアー屈指。今年も稲森が優勝争いの中心になりそうだ。

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