4日、都内で日本ゴルフツアー機構(JGTO)の定例理事会が行われた。終了後、倉本昌弘副会長が取材に応じ、「フジサンケイクラシック」の開催について言及した。
中居正広氏の女性トラブルを巡る一連の騒動の影響で揺れるフジテレビ。先月27日には、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が、4月25日に開幕予定だった「フジサンケイレディス」の中止を発表した。
これにより、国内男子ツアーの「フジサンケイクラシック」の開催も危ぶまれる声が上がっていたが、倉本副会長は「まだ、サンケイグループさんからは何も言われていません」と現状を明かした。
開催の可否は依然として不透明だが、「我々はご連絡が来るまで分かりませんし、我々から『やってくれ』『やめなさい』と言うことはない。試合はぜひ続けて欲しいと思っていますが、願っているだけです」と話し、JGTOとしても状況を見守る姿勢を示した。
また、今回の理事会では、チャレンジツアーのネーミングライツ契約や、レギュラーツアーの新規大会の契約についても話し合われた。ネーミングライツ契約については、開幕戦前に発表予定。また、レギュラーツアーの新規大会については、すでに開催コースと日程が決定しており、契約がまとまり次第、改めて発表するとした。