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謎シャフト×新ヘッドで“名刀”が完成 ホストプロ・出水田大二郎が即投入した1W「明らかに球が変わった」

出水田大二郎が新しいシャフトを投入して終盤戦に挑んでいく。

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2024年11月14日 10時04分

青マナ『BB』の後継モデルと考えられる『RB』がこちら

青マナ『BB』の後継モデルと考えられる『RB』がこちら (撮影:米山聡明)

<ダンロップフェニックス 事前情報◇13日◇フェニックスカントリークラブ (宮崎県)◇7042ヤード・パー71>

国内男子ツアーは今大会を含めて残り3試合。最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」までは優勝賞金4000万円という高額大会が続くため、選手たちの視線はそこを向いている。開幕前の練習場では、“刀を研ぐ”とばかりにクラブ調整に励む選手も多い。そのなかで、ダンロップ契約選手のホストプロ・出水田大二郎が、ドライバーのシャフトを新調していた。

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どうやら、三菱ケミカルの「ディアマナ」の新作と見られ、黒に赤い花びらが描かれている。さらに『RB』という刻印も。前作の青マナ『BB』の後継モデルで、“赤マナ”と考えられる。同メーカーの担当者に聞くと「まだ発売日が決まっていなく、詳細は明かせないのです」と口をつぐむ。

出水田は、前戦の「三井住友VISA太平洋マスターズ」でスリクソンの新ドライバー『ZXi TR』を投入。そのときに同メーカーの担当者が持ってきた“赤マナ”を初めて打ち、「明らかに球の感じが変わった。強い弾道が出てくれたので速攻変えました」と即投入を決めた。

以前使用していたシャフトもお気に入りの一つではあるが、「フィーリングに少し変化があって」とシャフトの動きを感じるようになっていた。今回の新作は「トルクがしっかりしていて、“ぽよん”という感じがなかった。先(シャフトのヘッド側)がしっかりしているほうが、ぼくのフィーリングに合っているのかも」と実感している。

スイングのタイプは「はらう感じで(球が)高いほうなんです」と話す。それによって「風が強いときに影響を受けやすかった」という悩みも抱えていた。「ドライバーとかは、なるべく(弾道を)低く抑えられたほうがいい」。そんなことを考えていた時に現れた1本だった。実際、以前よりも「球が少し低く出てくれて、力強く飛んだ。中弾道で、イメージ通りの球が出ている」と解決につながり、新しいヘッドとの「マッチングもすごくよかった」という強力な1本が完成した。

今シーズンは、開幕戦の「東建ホームメイトカップ」で15位タイのスタートを切るも、これまでの19試合で1度の棄権と9度の予選落ちを喫している。トップ10入りは2回と思うような結果が残せていない状況だ。新シャフトを投入した前戦も予選落ちではあったが、「初日はなかなか合わなかったけど、2日目に調整をしたらイメージがよくなったので」と、さらに手に馴染んだ今週に期待する。

現在賞金ランキングは58位。最終戦に出場できるのは、今季の優勝者と、次週「カシオワールドオープン」終了時点の賞金ランキング上位20位の選手に加え、ツアーメンバーで米国、欧州男子ツアーで優勝した選手、世界ランキング100位(ダンロップフェニックストーナメント終了時)まで。あとは、これらの条件の該当者を除くツアーメンバー上位3名となっている。ここで大きくジャンプアップし、出場資格を獲得したいところ。“名刀”とともに、上位フィニッシュ、優勝に挑んでいく。(文・高木彩音)

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