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    金谷拓実、杉原大河のチームが勝利! 変幻自在にグリーンを操れる“レア”な施設で『ヒデキカップ』開催

    12月16日、愛媛県のヒデキゴルフガーデンにあるグリーンスタジアムで第7回『ヒデキカップ』が行われた。

    所属 ALBA Net編集部
    高木 彩音 / Ayane Takagi

    配信日時:2023年12月16日 22時21分

    • JGTO
    • 金谷拓実
    • 杉原大河
    • 松山英樹
    第7回「ヒデキカップ」を制した3人。左から杉原大河、加瀬秀樹、金谷拓実
    第7回「ヒデキカップ」を制した3人。左から杉原大河、加瀬秀樹、金谷拓実 (撮影:ALBA)
    • 最後は参加者みんなで記念撮影
    • 難グリーンにプロもタジタジ?
    • 本番さながらの集中力でラインを読んだ
    • この広さ! 大人も子供も楽しみながらパットの腕を磨くことができる
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    最後は参加者みんなで記念撮影
    難グリーンにプロもタジタジ?
    本番さながらの集中力でラインを読んだ
    この広さ! 大人も子供も楽しみながらパットの腕を磨くことができる
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    最後は参加者みんなで記念撮影 (撮影:ALBA)

    16日、愛媛県松山市にあるHIDEKI GOLF GARDEN(ヒデキゴルフガーデン)にて第7回「ヒデキカップ」が開催された。この大会は同施設にあるグリーンスタジアムで行われ、1チーム3人の32チームがトリプルマッチ戦でパットの腕を競った。出場者のなかには金谷拓実、杉原大河、佐藤大平、岡田晃平、沖せいら、小西瑞穂、シニアプロの加瀬秀樹の姿もあった。

    松山英樹の助言アリ 金谷拓実が取り入れた練習器具【写真】

    今年からリニューアルされたグリーンスタジアムは、松山英樹の父・幹男氏が作り上げた18ホールのパッティングコース。スイッチによってグリーンが変幻自在に動き、さまざまな傾斜を生み出すことができる。さらにカップの位置も自由に変更できるシステムになっており、マットの下には341個のカップが備え付けられていた。速さは12~12.5フィートほどで、トーナメントさながらのスピードでプレーできる。

    「マスターズのグリーンをイメージして(松山が)小学校1年の時から六畳一間で、まず下りの速いラインから始めました。当時は精度を上げるために直径9センチのカップにしていた。いまは10.8センチ。そしてパターは面白くないといけないということで、5、6年前ぐらいにグリーンスタジアムを作りました」(幹男氏)

    当初、松山の練習のために作られた六畳一間のグリーンは、いまや「100倍」までに拡大。今回のイベントのために、幹男氏が予選会、準決勝、決勝用など4つのアンジュレーションを準備した。会場には来られなかったが、松山本人からもリモートで「新しく大きなグリーンになっているので、真剣に楽しんで優勝を目指して頑張ってください!」というメッセージも。参加者はその言葉通り難グリーンに挑戦し、イベントは大盛況だった。

    同イベントに昨年も参加していた金谷は「広くなってすごいですよね。自分が子どもだったら一日中ここにいたいぐらいです」と話した。同チームの杉原も「普通のコースより難しい(笑)」と苦笑するも、「小さいときからこういう環境でやったら絶対うまくなるんじゃないかな。ゴルフももっと楽しめていたと思います」と高評価。本番さながらのグリーンに苦戦する二人の姿もあった。「プロアマとか、こういったイベントがものすごく好きなんです」と話す金谷は一般客との交流を大いに楽しんだ。

    そして今大会を制したのは加瀬、金谷、杉原の“チーム加瀬”だった。予選ラウンドから決勝ラウンドまでアマチュアチームと真剣勝負を展開。優勝決定戦では1パットが優勝を左右する、緊張感のある激戦となった。最後は金谷がウイニングパットを決めると、3人は大きく両手を上げて喜ぶ。今大会には一般ギャラリーの観戦があり、見ていたファンたちからも大きな拍手が贈られた。

    「スタジアムが新しく広くなって、こういう施設が自分も小さいときにあったら、もっと楽しめたんじゃないかなっていうぐらい、うらやましい施設です。毎年みなさんと交流ができて、みなさんのレベルがどんどん上がっているので、この施設で楽しんでもらって、また来年みなさんと楽しく勝負できることを楽しみにしています」(金谷)

    「第1回大会からずっと出ているけど、最高位は多分ベスト16ぐらいだった。あまり得意ではなかったんですけど、このグリーンが今回で好きになりました。戦ってくれたみなさんが本当に上手かったので、勝つことできて、よかったです。来年はディフェンディングチャンピオンとして、またここに戻ってこられたらすごくうれしい」(杉原)

    改めてパッティングの奥深さを感じさせるイベントになった。(文・高木彩音)

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