ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

注目!
ツアー情報

JGTOツアー

国内男子

“日本一曲がらない男”が史上初のキープ率80%超え 本格的に“稲森賞”の築きへ「それも1つの夢でもある」

JGTOの年間表彰式「JAPAN GOLF AWARD 2024」が開催され、稲森佑貴が9シーズン連続9回目のフェアウェイキープ率賞を受賞。

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2024年12月3日 01時00分

“日本一曲がらない男”稲森佑貴が今年も戴冠
“日本一曲がらない男”稲森佑貴が今年も戴冠 (撮影:鈴木祥)

2日、ジャパンゴルフツアー表彰式「JAPAN GOLF AWARD 2024」が行われ、9季連続9回目となる『フェアウェイキープ率賞』を受賞した稲森佑貴。式後の取材で「“またお前か”みたいな感じになってないか心配です(笑)」と切り出し、報道陣の笑いを誘った。

稲森佑貴の曲がらないドライバー【写真】

「記録を更新する形で取れたのが1番大きかったかなと思います。去年は79%で止まってしまったので」と、昨季は『79.269%』で終えて、今年は開幕戦から80%を超えることも目標の一つにしていた。そして今季は史上初の『80.957%』と達成。表彰式では「来年は10年目に突入すると思うのですけど、来年も目指して“稲森賞”に変えたいなって思っています(笑)。1%でも更新できたらうれしい」と来年もこの称号はだれにも譲る気がない意欲を示した。

「自分としてはある意味節目になると思う。ある意味ここからが本番な感じがするので、自分にそのプレッシャー与えるわけじゃないですが、10年連続キープして、それが本当に果たして稲森賞に変わるかどうかというのが、僕的には少し楽しみなことでもある。それも1つの夢でもあるので頑張りたい」。プロゴルファー人生のなかでの1つの夢まであと一歩。果たして、来年の今頃に“稲森賞”はできるのか…。

実は、3試合前の「カシオワールドオープン」から80%を超えフィニッシュに向けて、自身のなかでカウントダウンを行っていた。「カシオが始まる前に、予選突破した場合、8ラウンドなので、JT含めて1ラウンドにつき10回は最低マストと、そんなこと考えながらやっていたんですけど…それよりも成績出せって話ですけど(笑)」とまたもや報道陣を笑わすが、計画通りの結果となった。

ただ、無念が残ることがある。「今年、未勝利で終わってしまった。いろいろ調子も悪いなかで、なかなかきっかけがつかめなくて。でも一応、JTに出られたので、良かったかなと思います」と優勝こそなかったが、限られた選手しか出られない最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」に出場できたことには満足。賞金ランキングは15位で終えた。

「JTが終わってふと思ったのが、すごくメジャーで勝ちたくなってきたと思って。今年ジャパンオープンがすごく惜しい試合で。日本プロもですけど。優勝できそうな試合がどちらもメジャーだったので、来年はメジャータイトルを取りたい」

今年はすべて(24試合)の試合に出場し、トップ10入りが4回。そのうち、「日本プロゴルフ選手権」で2位タイ、「日本オープン」では最終日をトップと1打差で迎え、一時は首位タイに立つこともあったが、惜しくも3位フィニッシュ。稲森はツアー通算5勝挙げているが、そのうちの2勝は2018、19年の日本オープン。再びメジャーの舞台で、優勝カップを掲げることを目標に、来季に向けて準備する。

関連記事

JGTOツアー 週間アクセスランキング


大会情報

  1. PGA (米国男子)
    2025年2月6日 2月9日
    開催前
    WMフェニックス・オープン
  2. LPGA (米国女子)
    2025年2月6日 2月9日
    開催前
    ファウンダーズカップ
  3. DP World (欧州男子)
  4. LIV GOLF
    2025年2月6日 2月8日
    開催前
    LIVゴルフ第1戦 at リヤド

関連サイト